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金沢工業大学とW&Mシステムズが「コード化点字ブロック」を楽天地ビルに敷設 スマホで館内情報を音声案内 – SDGsニュース|リンクウィズSDGs
金沢工業大学とW&Mシステムズが「コード化点字ブロック」を楽天地ビルに敷設 スマホで館内情報を音声案内

金沢工業大学とW&Mシステムズが「コード化点字ブロック」を楽天地ビルに敷設 スマホで館内情報を音声案内

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金沢工業大学とW&Mシステムズ合同会社が共同研究で開発した「コード化点字ブロック」が、東京・錦糸町の商業ビル「楽天地ビル」に敷設されました。
点字ブロック上のコードをスマートフォンの専用アプリで読み取ると、現在地や周辺の店舗・設備情報などを音声で確認できます。
地下フロアから地上2階まで誘導ラインと組み合わせて整備する取り組みは、同社らによると国内初の事例です。

地下〜2階を誘導ラインで接続、店舗情報などを音声で提供

学校法人金沢工業大学によると、今回の敷設は東京・墨田区の商業ビル「楽天地ビル」(東京都墨田区江東橋4-27-14)の地下フロアから地上2階にかけて実施され、敷設作業は2026年7月末に終了しました。

整備された音声誘導システムは、東京メトロ半蔵門線直通の地下連絡口およびJR錦糸町駅方面から、地下フロア、1階、2階レストラン街までを誘導ラインで結び、各店舗入口付近などに設置したコード化点字ブロックをスマートフォンで読み取ることで、現在地や店舗情報、周辺設備などを音声で案内する仕組みです。利用者は誘導ラインに沿って移動しながら、必要な場所で情報を取得できるとしています。

 

「コード化点字ブロック」とは 点字ブロックを“情報バリアフリー”に

コード化点字ブロックは、点字ブロックに丸印や直角三角形などのマーキング(コード)を貼り付け、スマートフォンの専用アプリで読み取ることで、場所固有の位置情報や施設案内、店舗情報、避難情報などを音声で提供するシステムです。

従来の点字ブロックが歩行を支える物理的な設備であるのに対し、同システムは周辺情報の取得を助ける「情報バリアフリー設備」として機能し、視覚障害者の主体的な移動を支援するとしています。アプリはiPhone、Androidの双方に対応し、無料で利用できます。

2024年の実証実験を経て本設へ、体験会は8月8日に実施予定

同リリースによると、楽天地ビルでは2024年にコード化点字ブロックの実証実験が行われ、視覚障害当事者による歩行検証や運用方法の検討を重ねてきました。今回の本設は、その成果を踏まえて商業施設として継続運用することを目的に整備したものです。

敷設作業は株式会社東京楽天地の「サステナビリティ推進課」の社員を中心に、W&Mシステムズ合同会社、NPO法人日本インクルーシブ・クリエーターズ協会が合同で実施したとしています。

また、2026年8月8日(土)10時〜15時には、楽天地ビル地下フロア〜地上2階で体験会を実施する予定で、予約制で定員に達しているとのことです。

当事者の声をきっかけに導入、今後は高齢者や訪日客にも活用を想定

株式会社東京楽天地は、視覚障害当事者からの「一人で買い物に行けなくなった」「どこにどんな店があるか分からず商業施設に行くこと自体を諦めてしまう」といった声をきっかけに、本設備の導入を決めたとしています。

また同リリースでは、視覚障害者の自立した移動と買い物体験の向上に加え、高齢者や外国人旅行者を含め、誰もが安心して利用できる情報提供環境につながると説明しています。金沢工業大学の松井くにお教授は、産学民連携による研究・実証を通じて、デジタル技術を活用した情報インフラの社会実装を推進していきたいと述べています。

 

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