SDGsをテーマにしたアートインスタレーション 第一弾はロスフラワー
ITOCHU SDGs STUDIOは、SDGsがテーマのアート・インスタレーションを展開する「ITOCHU SDGs STUDIO DOME(ドーム)」を新設しました。その第一弾として、“ロスフラワー”を題材にしたフラワーオブジェのイルミネーションを12月2日より公開しています。
ITOCHU SDGs STUDIO DOMEでは、様々なアーティスト・クリエイター、SDGsに関わる活動に取り組む企業・団体・個人とコラボレートして、年間を通じてSDGsをテーマにしたアート・インスタレーションを展開。アート体験を通じて、SDGsに出会うきっかけが提供されます。
短い花の命を最初から最後まで楽しむ循環型プロジェクト
第一弾には、フラワーアーティスト前田有紀さんが招かれ、 「ロスを生まない」フラワーオブジェのイルミネーションを公開されています。
仕入れ量の約30%~40%が廃棄になると言われている花業界で、深刻な問題となっているのが「フラワーロス」です。これによる経済損失はコロナ以前で年間1,500億円にものぼると言われており、廃棄となる花の活用はSDGsにとって重要な課題となっています。一方で、ロスフラワーだけを求められて生産者が本来届けたい生花が手に取られなかったり、わざわざロスフラワーを集荷することで本来不要だった運搬によりCO2が排出されたりなど、矛盾も生じています。
そこでITOCHU SDGs STUDIO DOMEは、一部ロスフラワーを使用することでロスを減らすことにも貢献しながら、展示期間中に生花から徐々にドライフラワーになる過程を見せ、展示終了後にはドライフラワーを来場者へのギフトやワークショップに活用。花の命を最初から最後まで楽しむ、ロスを生まない循環型プロジェクトを提案しています。
エバンジェリストにモデル冨永愛を起用
また、ITOCHU SDGs STUDIOエバンジェリストである冨永愛さんとフラワーオブジェとの華やかなビジュアルも展開。より多くの方にロスフラワー問題を知ってもらい、アート体験を通じたSDGsに出会える場となっています。
【冨永愛プロフィール】
17歳でNYコレクションにてデビューし、一躍話題となる。以後、世界の第一線でトップモデルとして活躍し、今年、25周年を迎える。モデルの他、テレビ、ラジオ、イベントのパーソナリティ、俳優など様々な分野にも精力的に挑戦。日本人として唯一無二のキャリアを持つスーパーモデルとして、チャリティ・社会貢献活動や日本の伝統文化を国内外に伝えるなど、活躍の場をクリエイティブに広げている。公益財団法人ジョイセフ アンバサダー、エシカルライフスタイルSDGs アンバサダー(消費者庁)、ITOCHU SDGs STUDIO エバンジェリスト
【ITOCHU SDGs STUDIO DOME概要】
施設名称 :ITOCHU SDGs STUDIO DOME
場所 :東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden 中庭中央
作品名称(第一弾):FLOWER ILLUMINATION 「remembrance」
期間(第一弾) :2022年12月2日(金)~2023年2月末(予定)
※展示詳細ページ:https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/20221202.html
※常時ご覧いただけますがイルミネーションのライトアップは16:00~24:00となります。
※作品の状態等により、一時的に展示中止となる場合がございます。
※ドーム内に入っての鑑賞はできません。
※展示終了後のフラワーギフト配布・ワークショップの開催は来年2月末を予定しておりますが、
お花の状態等により時期・内容が変更となる場合がございます。詳細は今後、公式サイト・公式
Instagramで改めて告知させていただきます。
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■ニュース提供元:ITOCHU SDGs STUDIO
https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/about.html
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