麗澤中学・高等学校のSDGs研究会が「全国高校生プレゼン甲子園」で優秀賞 フェアトレードコーヒーの継続モデルを発表
麗澤中学・高等学校(千葉県柏市)のSDGs研究会「EARTH」が、2026年8月22日に福井県で開かれた「第6回 全国高校生プレゼン甲子園」決勝大会で優秀賞を受賞しました。
発表では、東ティモール産フェアトレードコーヒーの販売を軸に、部費に頼らず収益で活動を継続する仕組みなどを紹介したということです。
全国724チームが参加した大会で、予選を勝ち抜いた10チームの一つとして決勝に進み、評価を得ました。
全国724チームが参加、決勝は10チームで競う
全国高校生プレゼン甲子園は、テーマについての考察をもとに「伝える」力を磨き、論理的思考力や表現力、創造力などの向上を目的とした全国大会です。主催は全国高校生プレゼン甲子園実行委員会で、福井県教育委員会と一般社団法人プレゼンテーション協会が共催しています。
第6回大会のテーマは「問いから始まる未来づくり ~探究の力で社会に貢献する~」です。全国から724チームがエントリーし、1次・2次予選を通過した10チームが決勝大会に進出しました。決勝では5分間のプレゼンテーションと審査委員による質疑応答が行われ、テーマへの考察、論理性、独創性、分かりやすさ、訴求力、質疑応答への対応力などをもとに審査されたとしています。
「一杯のコーヒーから世界を変える」継続可能な活動の仕組みを提示
麗澤中学・高等学校のSDGs研究会「EARTH」は、「一杯のコーヒーから世界を変える ~高校生がつくる、フェアトレードを続ける仕組み~」をテーマに発表しました。
同校によると、東ティモール産のフェアトレードコーヒー(公正な条件で取引された産品)の販売活動を起点に、部費に頼らず販売収益のみで活動を継続している点が特徴だということです。さらに、生産者・流通・焙煎店・福祉施設・消費者をつなぐトレーサビリティ(生産から流通までの追跡可能性)の考え方や、地域の福祉施設と連携した袋詰め作業、活動を他校へ広げるためのフランチャイズ化の取り組みも紹介したとしています。
受賞コメントと、今後の活動方針
同校は今回の優秀賞について、社会課題を「知る」だけで終わらせず、実際の行動につなげ、継続可能な仕組みとして発展させてきた点が評価されたと説明しています。
受賞した高校3年の加藤優月さん、福田小春さん、フラッシャール琉太さんは、「最初は『支援する活動』だと考えていたが、関わるすべての人が一緒につくる仲間だと気づいたことが発表の原点」などとコメントしています。
同研究会は今後も、東ティモールの生産者や地域の福祉施設、企業、学校、消費者をつなぎ、「フェアトレードという言葉が必要のない社会」の実現を目指して活動を続けていく方針だとしています。
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