下田市で海浜回収ペットボトルをアップサイクルする取り組み、2026年度も継続。7/18〜8/23に各海水浴場で回収
株式会社シップスは、静岡県下田市で実施している「海浜回収ペットボトルアップサイクルプロジェクト」を2026年度も継続すると発表しました。
下田ライフセービングクラブのビーチクリーン活動と、豊島株式会社の再資源化スキーム「UpDRIFT®」を組み合わせ、回収したペットボトルを繊維原料として再利用します。
観光客も参加しやすい形で海岸清掃を行い、海の環境保全と循環型社会の促進につなげる狙いです。
4者協働で「回収」と「資源化」をつなぐ仕組み
同プロジェクトは、特定非営利活動法人下田ライフセービングクラブ(理事長:松原光弘さん)、下田市、株式会社シップス(代表取締役社長:原裕章さん)、豊島株式会社(代表取締役社長:豊島晋一さん)の協働で実施されます。
海水浴客などが自発的に参加しやすいビーチクリーン活動を軸に、回収した漂着・廃棄ペットボトルを豊島社の「UpDRIFT®(アップドリフト)」で分別・洗浄などの工程を経て原料化し、素材として活用する流れです。UpDRIFT®は、日本国内の海岸で回収されたペットボトル等をリサイクルして新たな製品へつなげるプロジェクトだといいます。

年間約80〜100kg(約4,000〜5,000本)を回収、成果物としてポロシャツなども
同社によると、本活動は2022年から開始し、毎年約80〜100kg(約4,000〜5,000本)の海浜ペットボトルを回収してきました。
回収したペットボトルは繊維原料へ再資源化し、その繊維を一部に使ったオリジナルポロシャツやエコバッグを製作・販売して、取り組みの認知拡大を図っているとのことです。2026年度も、シップスがデザインするUpDRIFT®素材のポロシャツを作成したとしています。
また、昨年に続き、ライフセーバーのユニフォームにもUpDRIFT®素材を使用して製作される予定で、参加者の活動が目に見える形になることで環境意識の向上につながる効果を見込むとしています。
「クリーンキャンペーン」で回収を実施。7つの海水浴場で開催
ペットボトル回収は、下田ライフセービングクラブが実施する「クリーンキャンペーン」(身の回りのごみを集めてパトロールタワーに持ち寄る活動)の中で、UpDRIFT®の一環として行われます。
【日時】2026年7月18日(土)~8月23日(日) 毎日午後1回(海水浴場によって時間・期間が異なるため、詳細はライフセーバーに確認)
【場所】白浜中央海水浴場・白浜大浜海水浴場・外浦海水浴場・鍋田浜海水浴場・多々戸浜海水浴場・入田浜海水浴場・吉佐美大浜海水浴場
※白浜中央海水浴場は8月30日(日)、白浜大浜海水浴場は8月31日(月)まで開催予定としています。
参加者にはSHIPSオリジナルビーチバッグをプレゼントするとしています。
海洋ごみ対策と資源循環の両面から、地域の海を守る取り組みへ
下田市は、行政と民間企業が連携する官民連携の体制で本プロジェクトを進め、海岸に漂着・廃棄されたペットボトルを資源へ転換し、循環型社会の新しい形を発信していく方針を示しています。
同プロジェクトは、海岸清掃という行動とアップサイクル(回収物に付加価値を与えて再利用すること)を結びつけることで、海の環境保全への関心を高める機会づくりにもつながりそうです。同社は今後もサステナビリティ活動の一環として、限りある資源の有効活用を通じて持続可能な社会の実現に寄与していく考えです。

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