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ローソン、聴覚障がい者向けの「指差しシート」が「2023年度グッドデザイン賞」を受賞 – SDGsニュース|リンクウィズSDGs
ローソン、聴覚障がい者向けの「指差しシート」が「2023年度グッドデザイン賞」を受賞

ローソン、聴覚障がい者向けの「指差しシート」が「2023年度グッドデザイン賞」を受賞

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ローソンが2022年から店頭で実施している聴覚障がい者へ向けた「指差しシート」が「2023年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
このシートには「耳マーク」が表示され、聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人、聞こえにくい人への配慮を表しています。
※「耳マーク」は一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が保有するマークです。

聴覚障がい者に向けた「指差しシート」がつくられた背景

この「指差しシート」は、聴覚障がい者のために開発されたデザインです。
新型コロナウイルスのパンデミックの中、聴覚障がい者はマスクを着用する人々の口の動きを理解しにくい状況に直面していました。
そこでローソンはこの問題を解決し、店員とのコミュニケーションをスムーズにするため、伝達項目を厳選した「指差しシート」を2022年8月からレジカウンター上に設置しています。
このシートは失語症の方や外国人とのコミュニケーションにも役立ち、幅広い層から好評を得ています。

 

グッドデザイン賞審査員からの評価

グッドデザイン賞の審査委員は、この取り組みを高く評価しています。
特に、コミュニケーションが難しくなった現代社会や高齢化社会を考慮し、利用者に合ったデザインを開発する姿勢に注目しました。
また、カウンターに設置した際の視認性や指差し時の誤認を防ぐサイズ調整など、利用者の立場に立った丁寧なデザインにも高い評価を与えました。
これからの社会に必要な新しいコミュニケーションツールの一例として、ローソンの「指差しシート」に注目しています。

「安心して楽しく買い物できる社会の実現のために」

ローソンは、聴覚障がい者を含むすべての人々が安心して楽しく買い物できる社会を実現するため、このような取り組みを続けていくとしています。

指差しシートの受賞は、その一環として、ローソンのコミュニケーションサポートの取り組みが評価されたものであり、今後の発展に期待が高まります。

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■ニュース提供元:株式会社ローソン

https://www.lawson.co.jp/

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