認証漁業の水産物の証、MSC「海のエコラベル」のキャンペーンを実施中！

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認証漁業の水産物の証、MSC「海のエコラベル」のキャンペーンを実施中！

Link with SDGs編集部最終更新日: 2023-06-06

持続可能で適切に管理された漁業の普及に努めるMSCジャパンは、MSC「海のエコラベル」の認知向上のためのキャンペーンを6月1 日（木）～7月31日（月）の2ヵ月間、実施しています。
MSC「海のエコラベル」は、MSC認証の漁業で獲られた水産物の証。このエコラベルの商品を選ぶことで、海の豊かさを持続可能なものにする取り組みに貢献することができます。
キャンペーンでは、MSCジャパンアンバサダーであるココリコ田中直樹さんの漁業体験動画が公開されるほか、特製湯呑みのプレゼント企画などが用意されています。

MSC「海のエコラベル」を知っていますか？

私たちに様々な恵みをもたらしてくれる海。しかしその海は今、気候変動や過剰漁獲などの人間の行為によって、1970年頃に比べて生物が約50％も減少するなど、危機に直面しています。将来の世代まで水産資源を残していくためには、持続可能で適切に管理された漁業の普及が重要です。

この漁業の普及に努める国際的な非営利団体が、MSC（海洋管理協議会）です。現在は世界約20か国に事務所を置いて活動。MSCジャパンは2007年に設立されました。

そして、MSCの厳正な認証規格に適合した漁業で獲られた水産物にのみ認められる証が、MSC「海のエコラベル」です。

MSC「海のエコラベル」の付いた水産品は、2021年度には世界62カ国で20,000品目以上、日本では500品目以上が販売されました。国内ではイオングループ、生協・コープ、セブン＆アイグループ、マクドナルドなどで購入できます。

日常でこのラベルの商品を選ぶことで、海の生物多様性を守り、海の豊かさを持続可能なものにする取り組みに貢献することができます。

MSC「海のエコラベル」を広めるキャンペーンを実施

MSCジャパンでは、国連が定めた6月8日「世界海洋デー」を機に、6月1 日（木）～7月31日（月）の2 カ月間、「海の恵みを守る約束。選ぼうMSCラベル」キャンペーンを実施。

キャンペーンでは、MSCジャパンのアンバサダーを務めるココリコの田中直樹さんが、宮城県塩釜市にあるMSC認証取得漁業の現場を体験する動画を公開。認証取得漁業の現場を体験した田中さんは、次のように述べています。

MSCジャパンアンバサダー　ココリコ田中直樹さんコメント

「1970年頃から海の生き物たちが半分も減ってしまいました。水産資源も35％が獲りすぎの状態にあります。このペースで獲りすぎの状態が増え続けたら、間違いなく海の魚や生き物たちはどんどんいなくなってしまいます。そうならないためにMSC『海のエコラベル』があります。MSCがあります。今回のロケを通して、海を守ることは自分たちを守ることでもあると改めて感じました。MSCの活動をもっとたくさんの方に知っていただけるよう、さらにPRしていきたいと思いました」

さらに、「魚偏のない漢字」を載せた特製湯呑みを制作。「魚たちがいなくならない未来にしよう」というメッセージが込められたこの湯呑みのプレゼント企画なども実施されます。