夏休みの「1日預かりサービス」を大阪府大東市の子育て複合施設フロムアースキッズが実施。2026年7月21日から
大阪府大東市で保育園や習い事事業を手がける株式会社From Earth Kidsは、公民連携事業として運営する子育て複合施設「フロムアースキッズ」において、2026年度の夏休み期間に「1日預かりサービス」を2026年7月21日から開始します。
共働き世帯の増加に伴い、長期休暇中の預け先不足(いわゆる「夏休みの壁」)が課題となる中、同施設のサービス利用は年々増えています。
From Earth Kidsは、放課後や長期休暇だけでなく、不登校児童の日中の時間活用も含めて子育てを支える地域拠点の機能強化を進める方針です。
共働き世帯の増加と「夏休みの壁」
From Earth Kidsによると、共働き世帯の増加により、夏休みなどの長期休暇中に子どもを預ける先が不足する「夏休みの壁」が社会課題となっています。
厚生労働省の「共働き等世帯数の年次推移」では、全国の共働き世帯数は2021年時点で約1,300万世帯と推計され、2000年比で約34%増加しています。また、夫婦世帯全体の約7割が共働き世帯になっているとされています。
さらに、厚生労働省が2025年に公表した「仕事と育児の両立に関する意識調査」では、若年層の約7割が「仕事と育児の両立に不安がある」と回答しており、就業と子育ての両立が継続的な課題であることが示されています。
出典:
厚生労働省 共働き等世帯数の年次推移
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/backdata/02-01-01-03.html
厚生労働省 子育て支援関連調査
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/jigyou_ryouritsu/topics/tp100618-1_00006.html
夏休みの1日預かりは開始3年で利用が約3倍に
「フロムアースキッズ」は、企業主導型保育園の運営に加え、小学生を中心とした複数の習い事をワンストップで提供している子育て複合施設です。

夏休みなどの長期休暇には、1日預かりサービス「あそびの日」を実施しており、同サービスは2025年で開始3年目を迎えました。夏休み期間の利用は年々増加し、2023年の第1回から2025年開催の第3回時点で、1日あたりの平均利用人数が初年度比で約3倍に増加したとのことです。
保護者からは「安心して預けられる」「違う学校の友達ができた」「体験企画がある」といった声が寄せられています。

放課後・習い事・地域交流を一体化した施設モデル
同社は同施設について、次の機能を単一施設内で横断的に提供する拠点となっています。
〇 習い事のワンストップ提供
〇 長期休業期間における1日預かり機能
〇 遊びと学びを組み合わせたプログラム設計
〇 公民連携による運営モデル
〇 地域交流、多世代交流の場としての機能
〇 保護者支援と地域支援を同時に担う拠点性
こうした仕組みにより、放課後だけでなく長期休暇中も含めて子育てを支える体制づくりを目指すとしています。

今後は不登校児童の居場所支援なども拡充方針
今後の展開として、現在は放課後利用が中心となっている施設稼働時間について、日中の時間帯を活用した取り組みを拡充する方針を掲げています。具体的には、不登校児童への居場所支援や学習サポートの強化を予定しているとのことです。
文部科学省の推計として、同社は不登校児童数が2025年に約35万人規模に達すると見込まれている点を挙げ、地域拠点型の支援ニーズが高まるとの見方を示しました。
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