
片桐 仁さんがつくる廃材クリスマスアートツリーが芝公園に出現!SDGsを考えるクリスマスイベント
SDGsを体験できるクリスマスイベント「リバースアート・クリスマス / Re:Birth ART Christmas」が、東京タワーのふもとに位置する芝公園で2023年12月14日(木)〜25日(日)に開催されます。
会場には、俳優で造形作家でもある片桐 仁さんと、廃材再生師の加治聖哉さんによるコラボレーションで制作される廃材を活用した「クリスマスアートツリー」が飾られます。そのほか、SDGsスポーツの体験イベントや、ワークショップ、飲食の出店などもあり、サステナブルなクリスマスを過ごせる空間となっています。
また、このツリー制作のクラウドファンディングを11月30日まで実施中です。アーティスト協力のもと、リターンにはワークショップの参加や、実際飾られるオーナメント作品など、豊富で幅広い内容がラインナップされています。
東京タワーのふもとでサステナブルなクリスマスを!
東京タワーを間近に臨む芝公園にて、SDGsを体験できるクリスマスイベント「リバースアート・クリスマス / Re:Birth ART Christmas」が、2023年12月14日(木)〜25日(日)の12日間に渡って開催されます。
古くから伝統行事として世界中で開催されているクリスマスイベントは、特別でかけがえのない時間として多くの人に親しまれていますが、近年はイベントによって大量に排出されるごみも問題視されています。
アメリカでは、ホリデー時期に出るごみの量は通常時よりも25%増加していると言われ、最近はクリスマスオーナメントや包装のプラスチックを排除する動きが出ています。また、イギリスでは生木のゴミを減らすため、クリスマスツリーを鉢植えレンタルすることでサステナブル化する取り組みが行なわれています。
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ホリデー時期の米国のごみの量 -
レンタルクリスマスツリー
このような背景から、“クリスマスツリーを廃材で作る”というチャレンジが生まれました。オーナメントやイルミネーションもリユース品などを使用し、イベント後もゴミとするのではなく、ツリー制作へ向けて実施するクラウドファンディングのリターン品とすることで無駄のないツリーとなり、会場を彩ります。

この、廃材を活用した「クリスマスアートツリー」は、俳優で彫刻などの造形作家でもある片桐 仁さんと、廃材再生師の加治聖哉さんによるコラボレーションで制作されることが決定しました!
俳優・造形作家 片桐 仁さんコメント
加治さんが作る、廃材を使ったクリスマスツリーに付ける、オーナメントをソフトビニールの廃材で作ります。
加治さんが使う木の廃材はよく目にすると思いますが、ソフトビニール(ソフビ)フィギュアブームの昨今、実はソフビ製品を型に流し込む際に出る「バリ(余白の部分)」がゴミとして出てしまいます。それを繋ぎ合わせて作るオーナメント、素材の良さが出るものになればいいなと思っています。
普段は目にすることがない素材のゴミも、再利用することができるのでは?という実験です。
1973年生まれ。埼玉県出身。 テレビ・舞台を中心にドラマ・ラジオ等で活躍する傍ら、 2019年は、初の海外個展『ギリ展台湾』を実施。2021年には、東京ドームシティーGallery AaMoで、「粘土道20周年記念 片桐仁創作大百科展」を開催。
廃材再生師 加治聖哉さんコメント
私は今回、ツリー部分を木の廃材で制作しています。
使用している材料は様々な会社や工房から頂いていて、ただのゴミではなく、人の思い、記憶、物語が詰まっています。
パッと見で汲み取るには難しいですが、少し観察して想像してみてほしいです。
捨ててしまえばただのゴミですが、活用すれば思いを伝える道具になれます。
皆さんに周りを見直すきっかけが提供できるツリーを作りたいと思います。
1996年生まれ。新潟県村上市出身。大学在学中より多くの地域に作品を提供。卒業後は村上隆のスタジオ、カイカイキキを経て、廃材を用い原寸大の動物を創るアーティストとして独立。現在は新潟県長岡市栃尾を拠点に活動中。
ツリーに飾るオーナメントもアーティストが協力し、アップサイクル・デザイナーのKiNaKoさんとタイル作家のふじたまいさん監修のもとで制作されます。
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アップサイクルデザイナー 木上奈都子/ KiNaKo さん -
タイル作家 ふじた まい / まあるいたいる さん
そのほか期間中の会場では、SDGsスポーツとして「モルック」や「ボッチャ」を誰でも体験できるイベントや、廃材を活用するワークショップなどを開催。料理やお酒を楽しめる出店もあります。
今年はサステナブルなクリスマスで、SDGsを考える機会をつくってみてはいかがでしょうか。
クラウドファンディングも実施!魅力的なリターンが盛りだくさん
現在、「クリスマスアートツリー」のためのクラウドファンディングが実施されていて、11月30日まで支援ができます。
リターンも豊富で、「片桐仁×加治聖哉のワークショップ参加券」、会場で飾られる「オーナメント作品」、「アーティストメッセージ入りクリスマスカード」などなど、コアなものからライトなものまで、魅力的な内容が幅広く用意されています。
◆「クリスマスアートツリー」クラウドファンディングページ◆
https://camp-fire.jp/projects/view/709891?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
(リターン例)
「クリスマスアートツリー」クラウドファンディング概要
■期間:2023年10月27日(金)~11月30日(木)23:59まで
■目標金額:300万円(All-in 型)
※目標金額に満たない場合も計画を実行しリターンをお届けします。
■資金使途:廃材を活用したクリスマスアートツリーの制作
■寄付の申し込み方法:
以下クラウドファンディングサイトCAMPFIRE (キャンプファイヤー)からお申し込みください。
https://camp-fire.jp/projects/view/709891?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
■クラウドファンディングに関するお問い合わせ:株式会社ザイグー 担当:藤田
Tel: 03-6303-3360 Email:fujita@zaigoo.jp (平日10時~18時)
「Re:Birth ART Christmas」イベント開催概要
■日時:2023年 12月 14日(木)~25日(日)
【平日】17:00 ~ 22:00 【土日】11:00 ~ 22:00
■会場:都立芝公園4号地広場
■主催:リバースアートクリスマス実行委員会 後 援:東京都(予定)、港区
■店舗:飲食店約20店舗が出店予定
■入場料:無料
公式サイト:https://re-art-christmas.jp/
X(旧Twitter):https://twitter.com/rebirthart_xmas
SDGsはもちろんのこと、サステナブル・エシカルな視点から記事を制作する編集者・ライターの専門チームです。社会課題から身近にできることまで幅広く取り上げ、分かりやすくお伝えします。
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