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毎日のコーヒーからサーキュラーエコノミーを!「Coffeeloopプロジェクト」 – SDGsニュース|リンクウィズSDGs
毎日のコーヒーからサーキュラーエコノミーを!「Coffeeloopプロジェクト」

毎日のコーヒーからサーキュラーエコノミーを!「Coffeeloopプロジェクト」

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オフィスやカフェなどから出たコーヒーの副産物をアップサイクルし、サーキュラーエコノミーの構築を目指す「Coffeeloopプロジェクト」をアサヒユウアス株式会社が開始しています。
第1弾として、新規プラスチックのゼロのエコカップ「Coffeeloopカップ」を開発し、4月中旬から都内のカフェで使用を開始。また4月20日からECサイト「アサヒユウアスモール」で販売をスタートしました。

Coffeeloopプロジェクトとは?

「Coffeeloopプロジェクト」は国内のオフィスやカフェなどから出たコーヒーの副産物をアップサイクルし、利用を促進することで、サーキュラーエコノミーの構築を目指すプロジェクトです。第1弾では、都内のカフェから出たコーヒーかすをアップサイクルし、エコカップ「Coffeeloopカップ」を開発しました。

コーヒーかすはオフィスや工場、教育施設、病院や高齢者施設などでフードサービスを提供するコンパスグループ・ジャパン株式会社が運営する社員向けカフェから仕入れています。業務用食器として繰り返し使用し、劣化したカップについては状態に応じて再塗装やマテリアルリサイクルをして新しく作り替えることで、サーキュラーエコノミーの構築を目指します。

 

コーヒー抽出後のかすから作られたCoffeeloopカップ

「Coffeeloopカップ」はコーヒー抽出後のコーヒーかすと間伐材の木粉、リサイクルポリプロピレンを使って製造します。リサイクルポリプロピレンはプラスチック素材ですが、株式会社メニコンのコンタクトレンズの工場で発生する未利用の端材を原料としているため、新規プラスチックを利用していません。カップの表面は業務用食器洗浄機に対応する強度を維持するため、山中漆器の職人による“塗り”の技術によるコーティングが施されています。

 

 

4月20日からアサヒユウアスECサイト「アサヒユウアスモール」にて1,760円(税込)で販売するほか、小田急電鉄株式会社が本日4月28日から箱根湯本で開業する「自然体験」をテーマにしたアクティビティ拠点HAKONATURE BASEでも、「Coffeeloopカップ」を採用します。同施設内のカフェで使用し、使い捨てカップを削減すると同時に環境に配慮した商品として販売も予定されています。

また、5月10日に鎌倉でオープン予定の施設「すきま鎌倉店」内で飲料を提供する際に使用するほか、土産物としても販売予定です。

 

「Coffeeloopプロジェクト」はアサヒユウアスが主体となり、賛同するパートナー企業を増やしながら、コーヒーの副産物を活用したさまざまなアップサイクルに取り組みます。今後は、味の素AGF株式会社もプロジェクトに参加し、「Coffeeloopカップ」の導入先拡大に向けて共に取り組むほか、同社の工場において品種の切り替え時に生じるコーヒーの副産物などをアップサイクルした商品の共同開発にも着手します。

 

アサヒユウアスはアサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する新会社として、2022年1月に設立された会社です。エコカップ「森のタンブラー」や、食べられる容器「もぐカップ」をはじめ、廃棄されてしまう食材などを原料としたサステナブルクラフトビールの製造にも取り組んでいます。

また、イベントで使用したプラスチックカップを回収し、アップサイクルする企画のプロデュースにも取り組んでいます。

 

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■ニュース提供元:アサヒユウアス株式会社

https://anou-group.co.jp/

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