ライフコーポレーション、環境月間に脱炭素・資源循環の取り組みを紹介 バイオガスと太陽光で年間約310万kWhを創出
ライフコーポレーションは6月の「環境月間」にあわせ、脱炭素と資源循環に関する取り組みの一部を公表しました。
食品残さを活用したバイオガス発電や、28か所での太陽光発電により、2025年度は合計約310万kWhの再生可能エネルギーを創出したとしています。
店頭での資源回収や廃食油回収、食品リサイクル、ペットボトルの「ボトルtoボトル」なども進め、廃棄物削減を図る方針です。
食品残さを活用したバイオガス発電と、28か所の太陽光発電でCO2削減
同社によると、バイオガス発電は自社工場のプロセスセンター(食品の加工・調理などを担う施設)から出る食品残さを原料にバイオガスを発生させ、そのガスを燃料に発電する仕組みです。年間で約10,000tの食品廃棄削減にも貢献しているとしています。
運転開始は2022年度で、近畿圏で稼働を開始しました。さらに2025年度には首都圏でも同様のバイオガス発電設備を導入したとのことです。2025年度のバイオガス発電による創出量は約130万kWhで、一般家庭約300世帯分に相当するとしています。
また太陽光発電は現在28か所で実施しており、2025年度の発電量は約180万kWh(一般家庭約400世帯分相当)でした。バイオガス発電と合わせると、同社が生み出す再生可能エネルギーは年間約310万kWhで、約700世帯分にあたるとしています。今後も太陽光発電設備の設置を進め、CO2削減に取り組む方針です。

店頭の資源回収や「ボトルtoボトル」、廃食油回収で資源循環を推進
同社は店頭に回収BOXを設置し、トレイ、アルミ缶、牛乳パック、ペットボトルなどの資源回収を行っています。一般的な牛乳パックに加え、内側がアルミ加工された「アルミ付き紙パック」も回収対象としている点も挙げています。
取り組みの周知に向け、定期的な店頭イベントの実施や、回収BOXへのポスター掲示も行っているとのことです。
さらに、同社が販売するプライベートブランドのペットボトル飲料では、使用済みペットボトルをリサイクルして新たなペットボトルにする「ボトルtoボトル」(水平リサイクルの一種)を実施しています。
家庭用廃食油の回収については、近畿圏で61店舗が実施しています。首都圏では2025年度に川崎塚越店で初めて廃油回収を開始したとしており、今後は実施店舗の拡大を進める方針です。

食品リサイクルとアップサイクルで、食品廃棄の削減を目指す
同社は、店舗や自社工場のプロセスセンターでの調理・加工時に発生する食品残さ、魚のあら、揚げ油などを食品リサイクルし、肥料や飼料に転換しているとしています。
また、製造過程で本来は捨てられてしまう部分を活用し、価値ある商品として販売する「アップサイクル商品」も展開しているとのことです。

『ライフらしさ』宣言も明文化、環境施策を通じて持続可能な社会へ
同社は、目指す姿を『ライフらしさ』宣言!として明文化したとしています。顧客や従業員にとって「生活に欠かせない存在」「私のお店」になりたいという想いと意志を込めたものだと説明しています。
環境月間にあわせて公表した脱炭素と資源循環の取り組みは、再生可能エネルギーの創出、資源回収・リサイクル、食品廃棄の抑制といった複数の施策で構成されています。こうした取り組みの継続・拡大により、資源の有効活用と温室効果ガス排出削減への貢献が期待されます。

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