書きそんじ年賀状が世界の教育募金になる！キャンペーン実施中。年賀状を書き間違えたらぜひご応募を！

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書きそんじ年賀状が世界の教育募金になる！キャンペーン実施中。年賀状を書き間違えたらぜひご応募を！

Link with SDGs編集部最終更新日: 2023-12-12

教育で貧困の負のサイクルを断ち切る「世界寺子屋運動」の一環として、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟により「書きそんじハガキ・キャンペーン2024」が12月よりスタートしました。

書き間違いや未投函の郵便ハガキ、未使用切手、タンスの中に眠っている商品券などの“タンス遺産”を送ることで募金に換わり、世界に学びの場を届けます。

教育をみんなに！「世界寺子屋運動」へつなげるキャンペーン

書き間違いなどさまざまな理由で投函されなかった未使用ハガキや金券、株主優待券などの“タンス遺産”を送って世界の教育募金に換えることができる「書きそんじハガキ・キャンペーン2024」が、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟により2023年12月1日（金）～2024年5月31日（金）まで実施されています。

世界には学校に行けない子どもが約2億4400万人、読み書きができない大人が約7億6300万人いると言われています。

教育を受けられないことで読み書きや計算ができないまま大人になると、安定した収入を得る仕事に就くことが困難で、さらには子どもが教育を受けられなくなるという悪循環が起こります。

こうした背景から、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟は、年齢・宗教・性別にかかわらず、すべての人が公平に教育の機会を得られるように、1989年から「世界寺子屋運動」という「学ぶ場＝寺子屋」を提供するプロジェクトを開始し、44ヵ国1地域の135万人以上に無償で識字教育や学び直しの機会を届けてきました。

「書きそんじハガキ・キャンペーン」はこの「世界寺子屋運動」の一環として行なわれています。

世界寺子屋運動の「寺子屋」とは？

「寺子屋」は、教育の場としてだけではなく、地域の人たちが気軽に集まることができる場所として活用されています。しかし、第三者の一方的な支援では、やがて建物自体も使われなくなってしまいます。

そこで、地域の人たちが自主的に参加し、自立した運営を行うことを目指して、以下のような取り組みが行なわれています。

・学習者のニーズに合った教材

アルファベット帳や算数ドリル、母子手帳、病気の予防など暮らしに関わる教材から、養豚、貯蓄といった職業訓練や生活スキルのための教材まで、地域に必要とされるプログラムの教材を開発。

・先生や運営者を育てる

地域による地域のための運営を目指し、継続的な教育活動に欠かせない教員や管理者を育成。

・地域で助け合う仕組みづくり

「収入を増やす」と言っても個人の力には限界があるため、女性を対象にした小口融資や不作の時にお米を安価に借り受けられる共同貯蓄など、地域の助け合いによって収入を補う仕組みを構築。