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国内初、ディズニーが大学病院のがん治療施設で過ごすこどもたちを応援!キャラクターが描かれた壁紙などを提供 – SDGsニュース|リンクウィズSDGs
国内初、ディズニーが大学病院のがん治療施設で過ごすこどもたちを応援!キャラクターが描かれた壁紙などを提供

国内初、ディズニーが大学病院のがん治療施設で過ごすこどもたちを応援!キャラクターが描かれた壁紙などを提供

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ウォルト・ディズニー・ジャパンは、病気と闘うこどもたちに安らぎと楽しいひと時を届けるこども病院への支援プログラムを実施しています。

 

今回は筑波大学附属病院陽子線治療センターの9月治療開始予定となる新棟へキャラクターが描かれた壁紙などが提供され、8月2日にはオープニングセレモニーが開催されました。

 

 

《関連記事》ミッキーマウスも応援!ディズニーが国立成育医療研究センターに大規模なプログラムを提供

病気に向き合うこどもたちとその家族をディズニーの世界観で応援!

ディズニーは医療機関と連携し、病院で治療を受けるこどもたちの気持ちを支えるため、こども病院への支援を展開しています。

 

今回はそのプログラムを拡大。国内で初めて大学病院の専門治療施設への提供となる「筑波大学附属病院陽子線治療センター」で、がんと闘うこどもたちとその家族を支援します。

 

9月に治療開始予定となる新棟3階の治療エリアには、少しでも前向きな気持ちで治療に向かえるように、ディズニーの豊かな物語の世界と個性豊かなたくさんのキャラクターたちがカラフルでポップな色彩で描かれた壁紙が広がっています。

 

©Disney

 

こどもたちが最も不安を感じやすい治療を行う「照射室」は、不安な気持ちが少しでも和らぎ治療に臨んでほしいというメッセージを込めて、ディズニーの名作映画『ファンタジア』の魔法使いの弟子のミッキーマウスが勇気の魔法をかけているようなデザインが施されています。

 

©Disney

 

そして一部の壁紙は、専用アプリ「ディズニー チーム・オブ・ヒーローズ」と連動していて、スマートフォンやタブレット端末をかざすと、絵が動き出す仕掛けのほか、塗り絵やトリビアクイズなど、病院の待ち時間にも対応するコンテンツを楽しむことができます。

 

スマホアプリと連動した壁紙 ©Disney

 

こどもたちが没入できる物語の世界に誘うとともに、待ち時間に安らぎと楽しいひと時を届けます。

    • 治療準備室 ©Disney
    • 治療フロア入口 ©Disney
    • 更衣室 ©Disney

壁紙のほかにも、スタッフがこどもたちとのコミュニケーションに活かせる、ディズニーキャラクターとメッセージが描かれた「スタッフバッジ」や、ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックなどの人気作品を視聴できるチャンネル「ディズニープラス」への無料アクセスなどが提供されます。

 

会話のきっかけにもなるスタッフバッジ ©Disney

世界から評価を受ける「筑波大学附属病院陽子線治療センター」

 

筑波大学附属病院陽子線治療センターは、陽子線治療の研究において日本最長の歴史を持ち、特に体の深部のがんに対して高い治療実績を誇ります。

 

陽子線治療とは、がん治療の放射線治療の一種で、病巣のみにピンポイントで陽子線を照射する優れた治療効果が期待できる治療法とされ、二次がん発生のリスクの抑制により小児や若年者にも有効です。

同施設は小児がんの陽子線治療で世界からも高く評価されています。

 

今回の支援は、東日本を中心に多くの小児患者を受け入れる陽子線治療センターの「長い治療期間を要する陽子線治療に向き合うこどもたちを、ディズニーのキャラクターや物語で応援し、勇気づけて欲しい」という担当者からの熱い想いによって、ディズニーと筑波大学附属病院が議論を重ね、4年以上の準備期間を経て実現したとのことです。

 

小児がんは希少がんの一種であり、国内では年間約2,000~2,500人のこどもたちが新たに診断されています。ディズニーのキャラクターや物語が、一人で陽子線治療設備に入るこどもたちの心に寄り添い、不安な気持ちを少しでも和らげて治療に臨める環境づくりが目指されています。

 

オープニングセレモニーが8月2日に開催!

8月2日に、支援先である筑波大学附属病院の新棟「陽子線治療棟」にて、ディズニー壁紙のオープニングセレモニーが行なわれました。

 

©Disney

 

同センターで治療を受けたこどもたちとその家族9名が参加しました。初めて壁紙を見たこどもたちからは、「わ~ミッキーだ!」「壁紙の中にアリエルを見つけたよ」と楽しそうな声が上がり、会場は明るい笑顔に包まれました。

 

©Disney

 

 

セレモニーに参加した家族は、「真っ白だった壁がディズニーのキャラクターたちに彩られて明るくなり驚きました。治療に向かう道のりにキャラクターがいると会話のきっかけになり、大変な治療の前も少しでも前向きな気持ちになれる気がします。特に小さなおこさんを持つ家族にとっては非常に心強い取り組みだと思います」と、笑顔で語りました。

 

©Disney

 

 

この支援にあたり、筑波大学附属病院陽子線治療センターのセンター部長である櫻井英幸さんは、次のようにコメントしています。
「筑波大学附属病院・陽子線治療センターでは、全国の多くの子供たちを受け入れてまいりました。

治療エリアに描かれたディズニーのキャラクターと物語は、病気と闘うこどもたちやご家族の不安や恐怖を、勇気と安らぎに変えてくれる特別な存在となるでしょう。

このデコレーションは、まさに病気を治すための魔法をかけてくれるようです。ご支援のお気持ちに深く感謝するとともに、これからも患者さんとご家族に寄り添い、より良い医療の提供に努めていきたいと思います」

 

 

そして、ウォルト・ディズニー・ジャパンの代表取締役社長である日色保さんは、次のように述べています。
「ディズニーのキャラクターや物語が、治療に臨むこどもたちとそのご家族に寄り添い、少しでも不安な気持ちが和らぎ治療に向かっていただけることを願っています。

また日々最前線でこどもたちやご家族を支えている医療スタッフの皆さまにとっても、この空間で少しでも安らぎを感じていただければ幸いです。

ディズニーはこれからも、ディズニーだからこそできる支援を広げてまいります」

 

なお、国内のディズニーのこども病院支援は、認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワークの協力のもとに行なわれています。

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■ニュース提供元:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

https://www.disney.co.jp/corporate

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