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伊豆諸島・八丈島にて、オンラインで相談できる「産婦人科・小児科オンライン」を導入 – SDGsニュース|リンクウィズSDGs
伊豆諸島・八丈島にて、オンラインで相談できる「産婦人科・小児科オンライン」を導入

伊豆諸島・八丈島にて、オンラインで相談できる「産婦人科・小児科オンライン」を導入

Link with SDGs編集部

株式会社Kids Publicは東京都八丈島八丈町からの委託を受け、同社が運営する「産婦人科・小児科オンライン」を2025年7月1日より八丈島の住民向けサービスとして提供を開始しました。

 

スマートフォンから産婦人科医・助産師・小児科医に気軽に相談できる環境を作ることで、安心して妊娠・出産・子育てができるよう支援を行なっています。

持続可能な医療体制の確保へ

東京の南方海上約290kmに位置する八丈島は、ひょうたんの形をした伊豆諸島の火山島です。伊豆諸島最高峰の八丈富士と原生林が広がる三原山の2つの山からなり、その全域が富士箱根伊豆国立公園に指定されています。

 

亜熱帯の海洋性気候が育むシダの豊かな植生や、八丈富士の噴火で生まれた南原千畳敷の広大な溶岩台地が独特の景観を織りなします。また、島特有の文化として、島内に自生する植物を用いた草木染の伝統工芸品「黄八丈」の文化が今も受け継がれています。

 

子育て政策については、八丈町保健福祉センターを中心に乳幼児健診や育児相談、各種教室などを開催するほか、乳幼児医療費の助成といった経済的支援も行ない、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援に力を注いでいるのだそう。

 

小児科医療は町立八条病院の非常勤医師数名で担っています。夜間の軽傷対応は他科の医師が行なうなど、特定の医師への負担過重と持続可能な医療体制の確保が喫緊の課題とのことです。

 

そこで、八丈町へ町における母子保健の充実をはかり、出産・子育てに関する保護者の不安を解消する一助とするため、2025年7月より、産婦人科医・助産師・小児科医にオンラインで相談できる「産婦人科・小児科オンライン」をオンライン相談窓口として利用してもらうこことになったのだそうです。

 

対面診療に近い質を目指す

またKids Publicは、東京都のスタートアップ支援事業「キングサーモンプロジェクト」の一環として、八丈島で専用デバイスを用いた新しいオンライン診療モデルの実証事業も実施したのだとか。

 

このモデルでは、診療拠点に常駐する看護師が専用デバイスを使って医師が必要とする呼吸音、咽頭初見、鼓膜初見といった身体所見を習得し、必要に応じて迅速検査も行なうそうです。

 

これにより、映像だけでは難しい対面診療に近い質の高い診断を目指し、離島における遠隔医療の可能性が広げられることが示唆されました。

 

産婦人科オンライン・小児科オンライン詳細

産婦人科オンライン・小児科オンラインは、産婦人科医・小児科医・助産師にスマホから相談できるサービスです。

 

■夜間相談(平日18時~22時)
10分間の予約制で、産婦人科か小児科の医療者に相談できます。

 

■いつでも相談(毎日24時間)
ウェブサイトのフォームからメッセージが送れる一問一答形式の相談です。

 

■日中助産師相談(月・水・金の13時~17時)
予約なしで助産師とチャット相談ができます。

 

■産婦人科オンライン
https://obstetrics.jp/

 

■小児科オンライン
https://syounika.jp/

 

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■ニュース提供元:株式会社Kids Public

https://kids-public.co.jp/

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