相次ぐ給食でのうずら卵不使用に、ローソンが立ち上がる!「だけ弁当」でうずら農家応援の「うずら卵の中華丼」発売
株式会社ローソンストア100が運営する「ローソンストア100」は、うずら農家の応援を目的に、うずらの卵を6粒も使用した「うずら卵の中華丼」を2024年10月2日より298円(税込)で販売しています。
うずら農家を救いたい!SNSからの声を受け開発へ
誤飲事故防止などにより、うずらの卵を給食で使うことを控える動きが全国に広がっています。給食需要が激減したことで、うずら農家やメーカーにしわ寄せがきており、減産やうずらの殺処分を余儀なくされています。
このような状況の中、SNS上で
「今こそローソンストア100の『だけ弁当』の出番では?」
「うずら好きのために、“うずらの卵だけ”の中華弁当とかどうでしょう」
といったお客様の声がいくつか寄せられたことが、うずら卵の中華丼を開発するきっかけになったのだそうです。
SNSでも話題!大人気シリーズ「だけ弁当」とは
「だけ弁当」とは、おかずが1種類のみの超シンプルなお弁当です。「好きなおかず“だけ”をとことん楽しめる弁当があればヒットするはずだ」という一人の社員の信念によって、発案から10年越しに商品化されたウインナー弁当が始まりなのだとか。続々とラインナップを発売し、シリーズ累計販売数は566万食以上(2024年6月末時点)となっています。
2024年上半期の「だけ弁当」売上ランキングは、1位「だけ弁当 ウインナー」2位「だけ弁当 ミートボール」3位「だけ弁当 マルシンハンバーグ」なのだそうです。
通常ではありえない、2ヶ月というスピードで開発
「うずら卵の中華丼」商品設計・開発担当の山田克徳さん(商品開発本部)のコメントをいただきました。
Q.今回、「うずら卵の中華丼」を販売するに至った経緯、難しかったポイントは?
A. ニュースをきかっけにSNSで検索したところ、うずら卵を使ったお弁当を要望する投稿を目にし、すぐにうずら卵を調達しました。うずら卵の業者さんにも主旨をご理解いただき、本来ならば商品開発~販売に至るまでは3ヶ月以上かかるところ、約2ヶ月という異例のスピードで開発しました。
実は、「だけ弁当」のフォーマットを使いながら企画、開発した経緯もあり、急ぎすぎて「丼」なのにご飯に胡麻がかかっているのはご愛敬です。ですので、おかずは1種という「だけ弁当」のシリーズには入れず、こちらはスピンオフ的な商品です。
「うずらの卵」は「料理の名脇役」と言われる人気食材ですが、特に関東では一般家庭の食卓に出現するのは稀で、外食や市販のお弁当・惣菜などの料理に少しでも入っていたら嬉しい、そういった食材なので、沢山入っていたら喜んでもらえるのではと考え、贅沢に6粒入れた中華丼になりました。
Q.おすすめの食べ方・アレンジ方法はありますか?
A. うずらの卵は、よく噛んでお召し上がりください。また、うずらの卵は電子レンジで加熱しすぎると破裂する場合がありますので、ゆで卵の食感を楽しみたい方は程よくあたためてください。
うずらの卵は栄養豊富でありながらも、このお弁当は1包装当り321カロリーなのでダイエット中の方にもおすすめしたいです。餃子、焼売、春巻き、唐揚、中華スープなどといった中華メニューとも相性抜群です。
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■ニュース提供元:株式会社ローソンストア100
https://store100.lawson.co.jp/
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