映画で綴る、ガザ地区の素顔。社会課題をディスカッションする「第3回SDGsシネマアワー」ホンプロが開催
Link with SDGsの企業紹介でもご紹介している株式会社ホンプロは、12月6日(水)に第3回SDGSシネマアワー「ガザ 素顔の日常」を開催します。
このSDGsアワーは、SDGsをもっと身近に感じ、共感し、映画を通して社会課題に触れるために行われている企画。注目の第3回目のテーマは「ガザ地区の素顔を見出す」。紛争や危険なイメージだけでなく、普段の人々の生活を垣間見るドキュメンタリー映画「ガザ 素顔の日常」の上映と、その後のトークやディスカッションを通じて、ガザの真実に触れる貴重な機会が提供されます。
ガザ地区の素顔に迫る作品を上映
今回のSDGsシネマアワーで上映される映画「ガザ 素顔の日常」は、10/7の軍事衝突に見舞われたガザ地区の人々の生活に焦点を当てたドキュメンタリー。
普段目にすることの少ないガザの暮らしを映画を通して垣間見ることができます。戦争の影にある人々の姿を知り、考える機会がここにあります。
【『ガザ 素顔の日常』映画概要】
「平和が欲しい。ただ普通に暮らしたい。」
ガザ地区と聞いたら「世界で最も危険な場所」「紛争地」など戦争のイメージを思い浮かべるのではないだろうか?そんなあなたはこの映画で全く違うガザの一面を発見することだろう。
穏やかで美しい地中海に面しているガザの気候は温暖で、花やイチゴの名産地。若者たちはサーフィンに興じ、ビーチには老若男女が訪れる。
海辺のカフェの飛び切りハイテンションな店主に朝会えば、間違いなく誰もが幸せな一日を過ごせるはずだ。他にも妻が3人、子どもが40人いる漁師のおじいちゃんなどが登場する。こんな個性豊かなガザの人々にきっと魅了されるに違いない。
しかし現実は過酷だ。陸も海も空も自由が奪われたガザは「天井のない監獄」と呼ばれ、住民の約7割が難民で貧困にあえいでいる。
それでも日常を力強く生きようとする人々がいる。
19歳で現実逃避するためにチェロを奏でるカルマは海外留学して国際法や政治学を学びたいと考えている。14歳のアフマドの夢は大きな漁船の船長になり兄弟たちと一緒に漁に出ることだ。
「欲しいのは平和と普通の生活」。ガザの人々は普通の暮らしを今日も夢見ている。
ガリー・キーン、アンドリュー・マコーネル監督作品
配給:ユナイテッドピープル
92分/アイルランド・カナダ・ドイツ/2019年/ドキュメンタリー
映画を通してつながる
映画上映後には、ユナイテッドピープル株式会社の関根氏をゲストに迎え、ガザ地区での現状や日本からの支援についてのアフタートークが行われます。
また参加者同士のディスカッションの場も設けられています。
危険なイメージだけでなく、ガザに住む個性豊かな人々や美しい風景、それにもかかわらず直面する厳しい現実。これらを映画を通して共有し、参加者同士がより深くつながるひとときが用意されています。
イベント概要・スケジュール
《イベント概要》
- 開催日時: 2023年12月6日(水)18:00~20:30
- 主催: ADVANCEシネマ
- 開催会場: 〒810-0073 福岡県福岡市中央区2-2-11 富士ビル赤坂8階
- 参加費: 一般¥1,000/学生¥500
- イベントサイト: https://honpro.co.jp/article/information/sdgscinemahour_3rd/
- ※サイト内に「参加申し込みフォーム」へのリンクがあります。
《イベントスケジュール》
- オープニング: 18:00~18:10
- 上映開始: 18:10~19:45
- アフタートーク: 19:50~20:10
- ディスカッション: 20:10~20:30
- クロージング: 20:30~20:30
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