秋田県で犬の散歩をしながらゴミ拾い!海洋ごみゼロを目指す!秋田犬も10匹参加
あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、海洋ごみゼロを目指す新習慣「犬の散歩でごみ拾い」を多くの愛犬家に広めるため、秋田県大館市「秋田犬の里」と連携し秋田犬と愛犬家を集め、2024年11月2日に6回目となる「犬の散歩でごみ拾いキャンペーンIN大館」を開催しました。
36人と25匹でゴミ拾い!
大館市観光交流施設「秋田犬の里」の協力により、大館市中心街を愛犬と一緒にごみ拾いをする活動が行なわれました。こちらのイベントは、今回で6回目。天候にも恵まれ過去一番の参加人数となったのだとか。
大館市の中心街で、CHANGE FOR THE BLUEビブスを着た参加者36名と、秋田犬10頭を含む、様々な犬種25頭と一緒に行なう清掃活動は、道行く方々から注目を集めました。
この愛犬とのごみ拾いイベントを目にし、犬のフンの処理と併せて目についたごみも拾って街をきれいにしようという習慣が浸透し、犬の散歩でごみ拾い運動が広がって欲しいと願っているそうです。
あきたの海ごみゼロへ!新しいマナー習慣の提案「犬の散歩でごみ拾いキャンペーンIN大館」
・日程:2024年11月2日(土)
・開催場所:秋田犬の里周辺、大館駅前、大館市内
・参加人数:愛犬家36人 愛犬25頭(内:秋田犬10頭)
・協力団体:大館市、秋田犬の里、秋田犬保存会、ABS秋田放送 他
手がふさがれない、大型リュックを導入
今回のイベントでごみ拾いアイテムとして初登場したのが、釣りキチ三平※1の絵がデザインされた「三平ごみ拾いかご」。リュック型となっており、拾ったごみを入れたり、いっぱいになったごみ袋を一時的に収集することも可能となっているのだとか。
ごみ箱の設置が少なく、広範囲を移動しながらごみ拾いをする際に便利なアイテムです。三平ごみ拾い隊のメンバー数人が背負い、参加者の拾ったごみや、いっぱになったごみ袋を収集し新しいごみ袋を渡すことで、参加者からも大変喜ばれたそうです。
※1:釣りキチ三平 週刊少年マガジンに連載されていた、矢口高雄作の漫画。作者は秋田県出身。
たまたま活動を見かけ、今回参加した方も!
今回のゴミ拾いに参加した方からは、こんな声が届いています。
「毎回参加していますが、徐々に街のごみが減ってきている気がします」
「始めて参加しました。犬もそうですが、飼い主同士の交流も深まり良かったです。また参加します」
「以前、この犬の散歩でごみ拾いイベントを車から目にし、面白そうと思い今回犬と一緒に参加しました」
「街にポイ捨てされたごみが川を伝って海洋ごみとなることは勉強になりました。大館の街からもごみを減らさないとですね」
あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会
URL:https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
活動内容:海洋ごみの7~8割は街を起点に、内陸部の川を伝って海へと流出している。 海岸沿い以外にも内陸部での活動にも力を入れ、海ごみ削減を呼びかけて盛り上げていく。これらの事業を多種多様な業界と連携を図り行うことで、秋田県の海洋ごみの現状を把握し、より多くの県民にふるさとの海を大切にするマインドを醸成する。
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