苗木を育てて北海道美幌町へ植樹!SDGsアプリ「Green Ponta Action」のユーザーになれば、森づくりへの参加チャンスが!
土砂災害の人的被害をゼロにすることを目指して森づくりを行なう株式会社ソマノベースは、日常の中で環境や社会にちょっと“イイコト”をして、Pontaポイントがもらえるアプリ「Green Ponta Action」のユーザーに、観葉植物として楽しみながら苗木を育てる「MODRINAE-戻り苗-」に参加する機会を設けました。
苗木を育てて、森へ還す
ソマノベースは、山づくりに参加できる新しいカタチの観葉植物「MODRINAE(以下、戻り苗)」を販売・運営しています。戻り苗とは、観葉植物として将来植樹される苗木を育てることで、いつもの日々の中で楽しく森づくりに参加できるサービスです。キットを使ってどんぐりを苗木から育て、2年後に山へ植樹します。具体的な流れは以下の通りです。
➀植える
キットが届いたら組み立てて、どんぐりの種を植えます。芽が出るまで水をあげます。
②育てる
種が芽吹いたら、約2年間育てていきます。育てている期間は、購入者専用LINEで個別にお悩み事をサポートしてくれるそう。
③森へ送り出す
2年間育てた苗を指定の場所に送ると、森へ植林されて1本の樹として大きく育ちます。
戻り苗について、詳しくはこちら。
北海道美幌町に、ミズナラの樹を!
今回、「Ponta」を運営するロイヤリティ マーケティングの「Green Ponta Action」のユーザを対象に設置する販売ページにて、オリジナルの戻り苗を販売するそう。育った苗木は、北海道美幌町や森林保全団体more treesと協働で森づくりを行なっている「Pontaの森」に植樹します。
通常の戻り苗はソマノベースの拠点である和歌山県に植樹するそうですが、今回はロイヤリティ マーケティングの森づくりの拠点である北海道美幌町に植樹することになったそう。それに伴い、今回の取り組みで扱う苗木は北海道の植生に合わせたミズナラが選ばれました。
また、今回の取り組みにあたり、パッケージや木鉢には「Ponta」のキャラクターを取り入れた「Green Ponta Action」オリジナルデザインの戻り苗が作成されたそうです。
「Green Ponta Action」とは
「Green Ponta Action」は、ロイヤリティ マーケティング社の運営するSDGsアプリです。日常生活の中で環境や社会にちょっと“イイコト”をしてスコアをため、ステージが上がっていくと、Pontaポイントがもらえます。
2021年4月にサービスを開始し、現在では総ダウンロード数が111万を突破。SDGs関心度合い・取組意向の強いユーザー層や、ポイ活が好きな方に、広く利用されています。2023年には、林野庁が実施する「森林×脱炭素チャレンジ2023」 J-クレジット部門にて林野庁長官賞を受賞。
土砂災害リスクの低い山林を目指して
戻り苗を展開するソマノベースは、平成最大の水害ともいわれる紀伊半島大水害から始まったのだそう。被災した代表の奥川さんは災害リスクの低い森づくりの必要性を強く感じ、「土砂災害による人的被害をゼロにする」をビジョンに掲げ同社を設立。
土砂災害リスクの低い森づくりを実現するには、林業業界内外が連携して共に取り組むことが必要だと考え、様々な事業を展開しています。林業や森林との関係人口を増やすためのイベント企画や商品の開発、小学生に向けた森林教育、どこでも植樹に貢献できるサービス「戻り苗」の企画など、これまでの多岐にわたる事業の知見を活かし、災害リスクの低い山づくりの実現に向けて活動しているそう。
株式会社ソマノベース 代表取締役社長 奥川 季花
当社は「土砂災害による人的被害をゼロにする」をビジョンに掲げ、事業を展開しています。土砂災害リスクの低い森づくりを実現するには、林業業界内外が連携して共に取り組むことが必要です。そのため、ロイヤリティ マーケティング様のように、ユーザーの皆様と共に森づくりに取り組まれる企業様と連携させていただけることは、とても心強く感じています。
この取り組みは、林業や森林との関係人口を増やす大きな一歩になるはず。皆様とともに未来の森づくりを行っていけること、とても嬉しく、そして楽しみに思っています。
SDGsはもちろんのこと、サステナブル・エシカルな視点から記事を制作する編集者・ライターの専門チームです。社会課題から身近にできることまで幅広く取り上げ、分かりやすくお伝えします。
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