誰もが夢を描ける社会へ!フィリピンにファッションスクールを開校。
貧困地区で暮らすフィリピンの子どもたちの将来のため、NPO法人「DEAR ME」によるファッションスクールが2/5に開校しました。
スラム地区に教育と雇用を
フィリピンは今、めざましい経済発展の一方で「スラム」と呼ばれる地区も未だに多く、格差問題が深刻化しています。
人口の約23.7%が貧困にあると言われる現状に対し、NPO法人「DEAR ME」は、貧困との連鎖を断つためには教育と雇用が重要だと考え、ファッションスクール「coxco Lab(ココラボ)」をマニラ ケソン市に2/5に開校しました。
将来的に同スクールの卒業生を連携企業で雇用することで、NPOの社会貢献活動と事業を循環させ、教育のみならず雇用創出によって、持続的に貧困問題の解決を目指します。
スクールでは社会的自立へ向けた教育も
「coxco Lab(ココラボ)」の初年度は、16歳以上の男女10名を無償で受け入れ、ファッション雑貨を学ぶコースを開講。1年間オンラインとオフラインのハイブリッド型で専門学校の先生が授業を行います。
また技術教育だけではなく、SDGsや金融教育、性教育の授業も実施することで、多角的に物事を捉える力を身に付け、生徒やコミュニティの自立に貢献します。
その後は、洋服のデザインやパターン、またトータルビューティなどの美容コースの増設が予定されています。
「生まれた環境に左右されず、誰もが夢を描き、夢中になれる公平な社会を」。活動ミッションをこのように掲げるDREM MEによって、新たな夢へと向かう子どもたちの一歩がスタートしました。
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■ニュース提供元:特定非営利活動(NPO)法人DEAR ME
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