コカ・コーラとサントリーがペットボトルの水平リサイクル「ボトルtoボトル」で協業！Jリーグ試合日にそれぞれ啓発イベントを実施

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コカ・コーラとサントリーがペットボトルの水平リサイクル「ボトルtoボトル」で協業！Jリーグ試合日にそれぞれ啓発イベントを実施

Link with SDGs編集部最終更新日: 2024-06-25

ペットボトルの水平リサイクル「ボトルtoボトル」（※）の認知拡大に向け、日本コカ･コーラ株式会社とサントリー食品インターナショナル株式会社は、2023年より協業している啓発活動を今年も継続しています。

今回は「外でも分別」を共通テーマに、日本コカ･コーラは浦和レッドダイヤモンズと6月30日（日）に、サントリーは鹿島アントラーズと7月6日（土）に、それぞれのホームスタジアムでペットボトルの分別啓発イベントを実施します。

イベントを通して、「ボトルtoボトル」を多くの人に知ってもらい、家庭の外でもきれいな分別が行なわれるきっかけになることを目的としています。

※使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクル

浦和レッズと鹿島アントラーズの試合日に「ボトルtoボトル」啓発イベントを実施

日本コカ･コーラと浦和レッズが6月30日（日）に、サントリーと鹿島アントラーズが7月6日（土）に、それぞれホームスタジアムの試合日にペットボトルの分別啓発イベントを実施します。

スタジアムでは飲み終わったペットボトルを持参し、それぞれの参加条件を満たすと、ドリンク1本がプレゼントされます。（イベント概要は下を参照）

今回の企画は、コカ･コーラボトラーズジャパンと浦和レッズ、サントリーと鹿島アントラーズがそれぞれ「ボトルtoボトル」水平リサイクルに取り組んでいることから実現。

分別啓発イベントを通して、ペットボトルが新たなペットボトルに生まれ変わる「ボトルtoボトル」水平リサイクルについて知ってもらい、これまで以上に家庭の外でもきれいな分別が行なわれるきっかけになることを目的としています。

各イベントで回収したペットボトルは水平リサイクルし、それぞれ日本コカ･コーラ、サントリー製品の容器として使用されます。

「ボトルtoボトル」水平リサイクルで循環利用へ！

ペットボトルは、適切に回収すれば資源として何度も循環利用が可能です。

仮にトレイや繊維へ生まれ変わると、その使用後に焼却などでリサイクルが終了します。また、リサイクル率の数字には、ペットボトルを焼却した熱エネルギーを利用することも含まれており、すべてが別製品になるわけではないという現状があります。

ペットボトルをペットボトルにリサイクルする「ボトルtoボトル」の水平リサイクルは、新たな資源の使用削減、容器の廃棄削減になるほか、「メカニカルリサイクル」のリサイクル手法を行なうと約60％のCO2排出量削減（※）につながります。

※原料採掘からプリフォーム（PETボトルの原型となる中間製品）製造の工程における削減率。新規石油（化石）由来のPET素材から100％リサイクルPET素材に切り替えた場合。日本コカ･コーラ、サントリー両社調べ。

日本コカ・コーラとサントリーの2社は、これまでも各社で「ボトルtoボトル」を推進してきましたが、さらなる比率向上のため2023年に啓発コミュニケーションで協業をスタートしました。

製品のリサイクルPET樹脂の使用を進めるとともに、各種コミュニケーション活動を通じて「ボトルtoボトル」と「家庭外でのペットボトル分別」の普及・定着を図るとのことです。

日本コカ・コーラ　リサイクル啓発ロゴ
サントリー　リサイクル啓発ロゴ

日本コカ・コーラは、「コカ･コーラ」などの旗艦製品をはじめとする4ブランド38製品に100％リサイクルペットボトルを使用。日本国内におけるペットボトルの「ボトルtoボトル」比率は2022年で50％超になっています。

サントリーグループは、国内清涼飲料業界初、リサイクル素材100％のペットボトルを導入し（※1）、さらにCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発（※2）。2024年5月末時点で100％リサイクルペットボトルの累計販売本数が150億本を突破し、化石由来原料の新規使用量を30万トン超削減しています。