
金沢市民芸術村にフードロス削減サステナ無人機『ZERO BOX』が期間限定で設置中!
フードロス商品を定価の50%以下で購入できる無人機『ZERO BOX』が石川県金沢市の「金沢市民芸術村」に設置されています。
BOXは、金沢市の文化振興事業に関連したオリジナルラッピングが施され、文化イベントをPR。災害時には救急インフラとして食料や生活用品などの供給が行なわれ、文化振興・災害・地域連携のハブとしても活用されます。
また、併設のデジタルサイネージで情報発信をするほか、BOX利用者へのアンケートにより市内事業者のマーケティング活動をサポートするなど、文化とサステナビリティをつなぐ『ZERO BOX』の新たな地域共創モデルが目指されています。
金沢市の文化交流施設にフードロス削減サステナ無人販売機が登場
「金沢市民芸術村」は旧大和紡績倉庫群の魅力を活かして改修された、赤レンガの壁面が目を引く地域の文化発信・交流拠点の施設です。
この施設内に、2025年7月7日(月)〜9月16日(火)までの期間限定で、フードロス削減サステナ無人販売機『ZERO BOX』が設置されています。
市民や来訪者はフードロス商品を定価の50%以下で購入できるほか、文化振興・災害・地域連携のハブとしても活用されます。
これは『ZERO BOX』を展開するZERO株式会社と提携するBIPROGY株式会社が、⾦沢市と⽂化振興に関する連携協定を締結した中での取り組みの一環となっています。
『ZERO BOX』とは、フードロスとCO2削減型のサステナ無人自動販売機サービスです。廃棄の危機にある食品を企業や自治体内に設置した自販機で販売することで、消費と削減を両立する新しい流通の仕組みを提供しています。購入は、アプリではなくWEBサイトにログインすることで手続きができます。
【ZERO BOXの使い方】
①場所を選択して商品を購入
ZEROのwebサイト(https://fuubo-nofoodloss.com/)にアクセスし、アカウントを作成。
購入したいBOXの場所を選択し、商品を購入。
支払いはクレジットカード、PayPayなど各種決済が利用可能。
②メールに届くURLを利用してロック解除
購入後、登録されたメールアドレスに届いたURLを開き、
BOXのQRコードを読み取ってロックを解除。
③購入した商品を受け取る
商品受取時は個人を特定して、防犯カメラが記録。
『ZERO BOX』3つのポイント
● 冷蔵型では鮮度を保ちつつ、非対面・非接触の購買体験が可能!
● 通常の流通では価値が失われる商品に再び“価値”を!
● CO2削減効果・循環型社会形成にも寄与!
これまでに朝食支援、福利厚生、災害備蓄活用など、企業・自治体問わず導入が進んでいます。
金沢市民芸術村内の『ZERO BOX』は、「金沢アカペラ・タウン2025」や「全国学生大茶会2025」のほか、同施設で行なわれる「パフォーマーズフェスティバル」をPRするオリジナルラッピング仕様となっています。
併設のデジタルサイネージでは、金沢市の文化事業やイベント情報を発信し、地域文化との接点を創出します。
フードのラインナップは、既存のお菓子類などに加えて、市内の連携先を拡大し地域の食品メーカーや小売事業者が出す、様々な理由で流通困難になった食品の販売も視野に入れられています。
さらに、災害時の救急インフラとして被災者に対して食料及び生活用品等の供給も行ないます。緊急時は遠隔ロックまたは、物理キーでBOXを開放して商品を取り出すことが可能です。
また、BOX利用者に対するアンケート調査や、ラッピング・情報発信のカスタマイズ提供も計画され、市民・事業者を巻き込んだ「地域参加型モデル」として展開されます。
金沢市民芸術村「ZERO BOX」設置概要
◯設置場所:金沢市民芸術村(石川県金沢市大和町1-1)
◯設置期間:2025年7月7日(月)〜9月16日(火)
◯提供内容:フードロス削減食品(定価の50%以下)、デジタルサイネージによる情報発信、
文化イベント告知、アンケート実施等
◯利用対象:来場市民・観光客・施設関係者
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