
能登半島地震の被災地、珠洲市大谷地区の小中学生が考案したガチャガチャ第2弾が登場! 4月23日(水)から3日間、東京・日本橋南郵便局で販売
石川県の珠洲市立大谷小中学校の児童生徒が地域の復興のために考えた、シーグラスや貝殻を使った手作りのアクセサリーなどが入ったガチャガチャの販売第2弾がスタートしました。
昨年の第1弾は、限定500個が即完売に。そして迎える今回の第2弾では、震災後は開催されていない「鯉のぼりフェスティバル」の復活を願うタッセルキーホルダーなどの新商品もラインナップされています!
東京では、4月23日(水)~25(金)まで、日本橋南郵便局で販売されます。
昨年の第1弾は即完売!被災した地元を想って生まれたガチャガチャ企画
能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲(すず)市。珠洲市立大谷小中学校では‟珠洲市の復興のために自分たちにできることがしたい”と、児童生徒が自ら立ち上がり、「地元、大谷地区の素材を使った手作り商品をガチャガチャで販売し、収益を能登半島被災地に寄付する」という仕組みを考えました。

昨年の同校の全校児童生徒は5名です。地元のシーグラスや貝殻を使ったアクセサリーなどを作り、昨年10月からガチャガチャ第1弾の販売をスタートさせると、メディアでも取り上げられ、県内のほか仙台や東京にも展開して予定の500個が即完売になったほどの大盛況になりました。
通称「大谷ガチャ」と呼ばれるこのガチャガチャは、「OHTANI CHARM(大谷チャーム)」と名付けられ、‟私たちが愛する大谷の魅力(CHARM/チャーム)が、あなたのお守り(CHARM/チャーム)になりますように。”という願いが込められています。
一人が卒業して4人で迎える第2弾!新商品も登場
珠洲市立大谷小中学校は3月に卒業生1名を送り出し、児童生徒が4名になりました。それでも新9年生を筆頭に第2弾を企画し、販売が順次開始されています。
第2弾には、さらに想いが詰め込まれ、2つの新しい商品も生まれました。
1つ目は、大谷地区の「鯉のぼりフェスティバル」の復活を願うタッセルキーホルダー。「鯉のぼりフェスティバル」は、数多の鯉のぼりがたゆたう大谷地区の初夏の風物詩ですが、震災以降は開催できておらず、その再開を願って制作されています。
※活動に賛同した大谷地区外の珠洲市の方から寄付された鯉のぼりの布を使用
このタッセルキーホルダーは、児童生徒の熱量が地域の大人たちを巻き込み、学校に隣接する仮設住宅に暮らす大人の方々と一緒に作ることになったそうです。「OHTANI CHARM」を通して地域の絆を強固にしながら、大谷地区の魅力を発信しています。
2つ目は、児童生徒が書いた言葉の入ったステッカー。「OHTANI CHARM」のキャッチコピーを児童生徒が考えて制作されています。
4月23日(水)~25日(金)に東京・日本橋南郵便局で販売!
4月23日(水)から3日間、東京での販売が行なわれます。
また、5月4日(日)の珠洲市「大谷鯉のぼりミニフェスティバル」でも販売されます。
販売予定は、公式HPにて更新されますので、ぜひチェックしてください。
公式HP https://ohtanicharm.wixsite.com/ohtanicharm/
◆東京販売概要◆
期間:4月23日(水)〜25日(金)
場所:日本橋南郵便局(東京都中央区日本橋2丁目2−10)
仕様:全4種・各500円(税込)
※4月23日(水)13時頃〜15時頃、9年生の生徒1名と教職員が店頭に立ちます。
※販売予定個数がなくなり次第終了
※日本橋郵便局ではなく、日本橋「南」郵便局です。ご注意ください。
企画・制作:大谷小中学校 児童生徒・教職員
監修:鈴木瞬准教授(金沢大学)
アクセサリー作家:宇都宮さなえ
プロボノクリエイティブスタッフ:CD/CW 青山きえ、AD 小川琴子、PH まつたに桜
ガチャガチャ本体の寄贈:株式会社アドビジョン銀座、一般社団法人2025PROJECT
制作協力:大谷地区の地域住民の方々
----------------------
■ニュース提供元:珠洲市立大谷小中学校
https://cms1.ishikawa-c.ed.jp/ootaej/
----------------------
SDGsはもちろんのこと、サステナブル・エシカルな視点から記事を制作する編集者・ライターの専門チームです。社会課題から身近にできることまで幅広く取り上げ、分かりやすくお伝えします。
他のニュースを見る

OTHER NEWS