
宮崎県の老舗茶園がこの秋、有機JAS認証の「有機抹茶」を発売!来年には海外も注目の「完全オーガニック抹茶」へ
3年をかけ茶畑を有機栽培に整備した宮崎県の老舗茶園・大塚園が、秋に「有機抹茶」を新発売!
人にも地域にも地球にも配慮する“健やかなお茶づくり”を継続し、来年には栽培から加工まで一貫体制を実現。「完全オーガニック抹茶」を国内外へ届けます。
創業96年の茶園が土にこだわり、有機JASを取得!
大塚園は1929年から続く創業96年の茶園で、宮崎県川南町にあります。

四代にわたり土と向き合い、2025年に完全有機栽培の認証(有機JAS)を取得しました。[みやざき有機農業協会(MOAA)0002]
農薬に頼らない安全なお茶づくりで、次世代へ“未来の土”をつなぎます。
完全有機への挑戦をスタートしたのは2022年。
「お茶は洗わずに、そのまま体に入るもの。だからこそ安全でなくてはいけない」——四代目・大塚紘平さんのこの想いから、完全有機栽培への転換を決意しました。
抹茶は収穫後すぐに蒸され、冷却・乾燥と進みますが、最後の茶葉の状態になるまで一切“洗う作業”はありません。だからこそ、口に入れる前の段階から健康に配慮した栽培が不可欠だと考えました。
自然と共生する畑づくりにこだわり、有機JAS認証取得に向け東京ドーム5個分(約20ヘクタール)の茶畑を3年かけて改良・再生して、循環型の環境を整備していきました。

農薬を使えない環境で、病害虫対策や草取りも手作業。畑にはミミズや微生物が増え、根がしっかり育つ環境へと変化しました。「機械や薬に頼れば楽だろうな」と心が揺れた瞬間もあったそうです。しかしそこで踏ん張ったからこそ、今の畑の生命力につながっています。
「手間をかけた分だけ自然が応えてくれる」——そう実感できた日々でした、と大塚さんは語ります。
四代目・大塚紘平さんの想い、メッセージ
私たち大塚園は、宮崎の自然に育まれながら96年にわたりお茶づくりを続けてきました。幼い頃から親しんできた故郷の自然や文化を、未来の世代にも残したいという思いから、有機栽培への転換を決意しました。
効率は決して高くありませんが、自然や虫たちの力を借り、命の循環の中でお茶を育てることは、作り手自身の健康を守るとともに、地球にも優しい「未来へのバトン」となります。
大塚園は、この地域でお茶農家として持続可能な道を示し、次世代が「自分もお茶をつくりたい」と思えるようなモデルを目指して、これからも歩みを止めず進み続けます。
有機抹茶が晩秋に発売、そして世界が注目する「完全オーガニック抹茶」へ!
2025年晩秋、大塚園初の有機抹茶がいよいよ登場します!
現在の自社工場に続き、来年には加工工場も完成し、栽培から加工まで一貫体制を実現。HACCP(衛生管理の国際基準)の導入と抹茶充填専用設備の整備により、安全性と品質の両面で信頼できる完全オーガニック抹茶を国内外へ届けます。
海外では健康志向を背景に抹茶カフェやスイーツ専門店が増え、「日本の抹茶は香りが豊かで品質が高い」と高評価を得ています。
そうした流れから、イギリスやハンガリー、ポーランド、マレーシアなどからすでに問い合わせを受けているという大塚園。『未来の土』が育んだ、ここにしかないオーガニック抹茶が、世界で愛される一服になることを願って、これかもお茶づくりが進められます。
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大塚園が守り続ける“健やかなお茶づくり”の哲学
・カラダ環境:自然栽培の茶葉で、心と体を内側から健やかに。
・地域環境:生態系とともに育てる畑。地域の豊かさを未来へつなぐ。
・地球環境:土・水・空気に負担をかけない循環型栽培。
『すべての環境を、健康に。』という理念は、環境・地域・未来を守る大塚園のお茶づくりの指針となっています。
直営店ではテイクアウトドリンクも!
大塚園では直営店を運営しており、茶師が目利きした煎茶や有機抹茶の販売に加え、テイクアウトのドリンクなどを楽しむことができます!この秋には、ほうじ茶ソフトクリームや抹茶ソフトクリームの提供も予定されています。
自然の恵みを五感で味わうひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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緑と調和する外観 -
お茶の香りに包まれる店内
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厳選茶葉をラインナップ -
抹茶ラテ・ほうじ茶ラテ・煎茶ラテ・その他緑茶がテイクアウトできる
【会社名】 有限会社 大塚園
【所在地】〒889-1301 宮崎県児湯郡川南町大字川南16709
【TEL】0983-27-0352
【メール】 info@otsukaen.com
【公式HP】https://otsukaen.com/
【営業時間】 9:00〜18:00 日曜日定休日(※水・土・祝日は17:00まで)
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■ニュース提供元:有限会社 大塚園
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