マークス手帳カバーのリサイクル回収がスタート! 直営店持ち込みで10%オフクーポン配布中。ポリ塩化ビニルを再資源化、新しい手帳カバーへ。
手帳・デザインステーショナリーの株式会社マークスは、マークス製品で使われるポリ塩化ビニル (PVC)の手帳カバーのリサイクル回収を11月1日よりスタートさせました。
全国の直営店8店舗のレジへ、使用済みマークス製手帳のPVCカバーを持ち込むと、手帳と「EDiT」のノートに使える10%オフクーポンが配布されます。
回収されたカバーはリサイクルPVCに再生され、新たな商品に使用されます。資源の再利用により産業廃棄物やCO2の削減に貢献し、循環型社会への取り組みが進められています。
使い捨てになりやすい手帳のカバー素材をアップサイクルへ!
2023年は日本国内で887万トンのプラスチック原材料が生産され、そのうちPVC樹脂の生産量は、155万トンといわれています。また、2022年の国内の廃プラスチック排出量のうち、PVC樹脂は約9%です。
出典:一般社団法人プラスチック循環利用協会「プラスチックのはてな」より
スケジュール管理という性質上、月日が過ぎれば使い捨てになりがちな手帳ですが、マークスはポリ塩化ビニル(PVC)手帳カバーのリサイクル回収を、手帳カバー製造会社の石塚とともにスタートさせました。
手帳のカバーに使用されるPVCは、リサイクル性が高く、汚れにくく、耐久性があり、さらに装飾性や加工適性にも優れているという特徴があります。
一年間を通して利用される手帳本体を守るカバーとして、ハードな使用に耐えられるよう堅牢なつくりが追求されてきましたが、「プラスチック資源循環法」でプラスチック廃棄物の削減がより求められる中、品質とサステナブルを両立させるべく、PVCリサイクルの取り組みが進められました。
これまで手帳業界でもなかなか取り組むことのできなかったPVCのリサイクルを可能にしたことで、産業廃棄物やCO2の削減に貢献します。
マークス直営の全国8店舗で、使い捨てのPVC手帳カバーのリサイクル回収は実施されています。使い捨てのPVC手帳カバーをレジで渡せばOK。持ち込んだ方には、手帳と「EDiT」のノートに使える10%オフクーポンが配布されます。
回収されたカバーはリサイクルPVCとして再生し、再びマークスの商品へと生まれ変わります。
PVCカバー製造会社の熊谷社長は、今回の取り組みにあたり次のようなコメントを寄せています。
石塚株式会社 代表取締役社長 熊谷弘司氏コメント
『弊社では、PVCの高いリサイクル性を生かして、廃棄されるプラスチックを新たな製品の材料として使用した後、最後に熱エネルギーとして回収されて一生を終えるというプラスチックの生涯設計を形にしていきたいと考えています。「使い捨てる事は変えずに素材だけを変える」という上辺だけの環境配慮のアピールにとどまることなく、プラスチックの価値を正しく伝える事で、プラスチックを通じて人と地球の未来に貢献できる企業でありたいと考えています』
マークスの代表商品「ストレージイット」ダイアリーは、2022年版から一部に「リサイクルPVC」を使用。商品の製造過程で生じた廃棄分や端材などを回収したPVCを原料として再利用しています。
また、「ストレージイット」は、適切に管理された森林の木材から製造されたオリジナル手帳用紙NEO AGENDA(書いた文字が見やすいだけでなく、カラーペンのインクの色が美しくうつる白さが特長)を使用した、FSC®︎認証製品でもあり、サステナブルな社会の実現に向けたプロダクトが目指されています。
【10%オフクーポン配布中!】手帳カバーリサイクル回収方法
◆実施開始日 2024年11月1日(金)より実施中
◆実施場所 マークス 全国の直営店8店舗
・MARK’STYLE 麻布台ヒルズ
・GRAPHIA 横浜ジョイナス店
・ÉDITO 365 アトレ品川店
・ÉDITO 365 アトレ恵比寿店
・ÉDITO 365 アトレ吉祥寺店
・Bonnes Fêtes 横浜ジョイナス店
・Bonnes Fêtes アトレ松戸店
・Bonnes Fêtes – à deux – 福岡パルコ本館店
◆回収方法
レジにて店舗スタッフにお渡しください。対価として手帳と「EDiT」のノートに使える10%オフクーポンを配布いたします。
◆回収対象品目
マークス製手帳のPVCカバー
◆回収からリサイクルの流れ
回収⇒リサイクル工場にてリサイクルPVCシート化⇒リサイクルPVCシートから次年度の手帳カバーなどへ製品化
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■ニュース提供元:
株式会社マークス
石塚株式会社
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