水害シミュレーション型ボードゲームが登場!命を守るための知識や行動を楽しみながら学べる
あそび総合カンパニー株式会社IKUSAは、2024年10月3日に水害シミュレーション型ボードゲーム「災害リアリティゲーム 水害サバイバル」の提供を開始しました。
水害サバイバルは、最新の水害に関する知識を取り入れた教育型ボードゲームです。ゲームを通じて実践的な知識や対策を楽しく学び、いざという時に迅速かつ適切な行動を取る力を養うことができます。
水害に関する知識を、ゲーム感覚で!
IKUSAは「あそび防災プロジェクト」の企画運営を行なっています。これまでに”地震”をテーマにあそびで防災を広める活動を累計200件以上行なってきたのだそう。そのような中で、次に着手すべきと考えた課題は”水害”だったのだそう。
地震は突発的に起こるものですが、台風や川の氾濫などの水害は日々の天気予報やニュースからある程度被害予測ができ、段階的避難行動や警戒レベルに応じて対策を取ることができます。
こうした水害から「命を守る行動をより多くの方に知ってもらいたい」という想いから、これまで100種のサービス開発を行ってきたIKUSAのクリエイティブ力をもとに防災ボードゲームを開発し、誕生したものが「災害リアリティゲーム 水害サバイバル」です。
ゲーム感覚であそびながら水害の知識が得られるので、教育ツールとして活用できます。
架空の街での避難を体験
「災害リアリティゲーム 水害サバイバル」のゲーム内では、プレイヤーが水害に直面した架空の街で、様々な条件を持つキャラクターとなり他のプレイヤーと協力しながら避難を試みます。アイテム交換や情報共有を駆使し、最後まで生き残ることを目標とします。
水害に対する具体的な対策がわからない方や、座学だけでなく、実践力を養いたい方にもおすすめなのだそう。学校や自治体の防災イベントや、企業の防災訓練・防災研修などで活用できます。
「災害リアリティゲーム 水害サバイバル」の概要
実施時間 2時間00分~2時間30分(入退場時間を除く、ルール説明・解説含む)対象年齢 12歳以上
参加人数 チーム戦の場合:27~144名(1チーム3名~4名)個人戦の場合:10~36名
ゲーム種別 協力戦(チーム・個人で競い合うタイプではありません)
■水害サバイバルの詳細について
身体を動かしながら学ぶ、実践的な内容
ゲームの流れは以下のようになります。
①ルール説明
ゲームのルール説明を行います。プレイヤーに先入観を持たせないために敢えて防災に関する説明は行ないません。プレイヤーにはキャラクターカードが配られ、住所に記載されている地点に移動してからゲーム開始です。
②ゲーム開始
プレイヤーは各自が課せられている達成すべき条件をクリアするよう、移動やアクションを行ないます。人をより多く助けることや、ある人と合流することなど、達成すべき条件は人それぞれです。
③終了・振り返り
災害が過ぎ去った時点でゲーム終了となります。プレイヤーは自身の行動について話し合いながら振り返りを行い、その後、MCがどのように行動すべきだったかを解説します。
ゲームでは「洪水」「内水・高潮」「土砂災害」の3種類のハザードマップを使用し、他のプレイヤーと情報交換を行いながら危険を回避するため、ハザードマップの使い方を実践的に学べるのだそうです。
あそび防災プロジェクトとは
「あそび防災プロジェクト」は、あそびという誰もが参加しやすく楽しい体験を通じて、防災に興味をもつきっかけを作ることを目的に活動しています。
阪神淡路大震災から得た教訓「自分で助かる、他人を助ける(自助・共助)」をあそびで体感し、防災意識を高める支援を行っています。防災運動会、防災謎解き、防災ワークショップ、といったイベント体験を企画提案しています。
これまでに累計200件以上のイベント開催、自治体や企業様にご利用いただきました。あそび防災プロジェクト公式URL: https://asobi-bosai.com/
SDGsはもちろんのこと、サステナブル・エシカルな視点から記事を制作する編集者・ライターの専門チームです。社会課題から身近にできることまで幅広く取り上げ、分かりやすくお伝えします。
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