レバノンでの爆撃から逃れる家族に寄付を! 壊滅的な攻撃の「レバノン緊急事態」に対し、民間人と難民の両方に支援活動を続ける国連難民支援機関UNHCRが支援を呼びかけ
国連UNHCR(ユーエヌエイチシーアール)協会は、9月23日より発生している「レバノン緊急事態」への支援を呼びかけ、WEBサイトにて個人、法人問わず受付をしています。
国連UNHCR協会 「レバノン緊急事態」支援ウェブサイト
https://www.japanforunhcr.org/campaign/lebanon-emergency
(国連UNHCR協会は、国連の難民支援機関UNHCRの日本公式支援窓口です)
シェルター、清潔な水、医療ケアを必要としている家族に、支援が急務となっています。
攻撃を受け続けるレバノンにおいて市民や同国で暮らすシリア難民への支援が急務
レバノンにおける軍事攻撃により、レバノン市民や同国で暮らすシリア難民等、数万人が避難を余儀なくされています。
10月2日に公開されたUNHCRサイトによると、レバノンでの紛争の激化した9月23日から1週間あまりで100万人以上が家を追われているという推計が政府から出ており、これは、この数十年で最悪の難民危機といえるとのことです。
2006年以降最も激しい攻撃が続いており、イスラエルの空爆により、レバノン南部、ベッカー、ベイルート南部の郊外など、全土が攻撃を受け、この9日間での攻撃による死傷者は何千人にもおよんでおり、首都ベイルートの路上は、家族とともに安全なシェルターを求めて避難してきた人々であふれているとのレポートがされています。
また、レバノンは推定150万人のシリア難民と1万1000人以上の他国からの難民を受け入れています。
レバノンの人々も難民も、今回の攻撃によって、想像を絶する苦難に耐え、強制避難のトラウマを抱えています。避難して来る人々の中には、自動車等で移動する人もいますが、その多くは徒歩で、数時間歩いて避難することを強いられています。
国連の難民支援機関UNHCRは、今回の壊滅的な攻撃に対し、1万本の飲料水、1500人分以上のスナック、5000枚のマットと毛布といった援助物資を提供した等、パートナーの人道支援団体と協力し、学校等を利用した集合シェルターで救援活動を展開。加えてレバノン/シリア国境でも保護活動を実施し、衛生キットの手配等援助活動を拡大していますが、シェルター、清潔な水、医療ケアを必要としている家族に、さらなる支援が急務です。
国連UNHCR協会「レバノン緊急事態」支援 寄付の方法
国連UNHCR協会は、以下の方法で寄付を受け付けています。
国連UNHCR協会 「レバノン緊急事態」支援ウェブサイト
https://www.japanforunhcr.org/campaign/lebanon-emergency
(国連UNHCR協会は、国連の難民支援機関UNHCRの日本公式支援窓口です)
■皆様のご寄付でできること
9,000円:レバノンでの攻撃から避難した人々が体を休めるための就寝用マット 約20枚分
27,000円:レバノンで避難する家族のための1か月分の現金給付支援 約2世帯分
50,000円:レバノンで避難して来た家族を守るシェルターキット 約3世帯分※1ドル=149円換算
※皆様のご支援は、この度のレバノンでの援助活動をはじめとしたUNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。
※国連UNHCR協会へのご寄付は、寄付金控除(税制上の優遇措置)の対象になります
皆様のご支援により、この度のレバノンで避難を強いられている人々の生命を保護し、安全を守る援助活動が可能となります。日本の皆様からのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
UNHCRは、一般市民、そして学校や病院といった公共施設は攻撃の標的ではなく、戦闘に今すぐ終止符を打つことを改めて訴え、現地で救援活動を続行していきます。
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■ニュース提供元:特定非営利活動法人 国連UNHCR協会
https://www.japanforunhcr.org/
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