京都のホテルの屋上で、ミツバチを育てる!都市養蜂を見学しながら、SDGsについて学ぶツアーを開催
京阪グループのフラッグシップホテル「THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザント京都)」は、ホテル屋上で取り組む「都市養蜂プロジェクト」の見学ツアーの予約受付を8/29より開始しました。
この企画は、生物多様性などの身近なSDGsに触れられる機会の創出を目的とし、2024年9月5日から10月31日までの毎週火・木曜日に、ザ・サウザンド京都にて催行します。
採集したはちみつは、レストランにて提供
THE THOUSAND KYOTOは2021年5月に屋上に巣箱を設置し、約10,000匹のセイヨウミツバチを迎えました。フロントやレストランなどで働くスタッフが、週に一度屋上に集い、防護服を着用してミツバチの世話をしているのだそう。
このプロジェクトは、「京阪版SDGs」である「BIOSTYLE PROJECT」の趣旨を踏まえ、都市部における生物多様性、生態系循環などに一定の役割を果たしている「ミツバチ」を飼育し、副産物としてのはちみつを採集。ホテルのレストランの食材として提供することや、瓶詰にしてはちみつを販売するなど、地産地消の取り組みも併せて進めていくそうです。
都市養蜂プロジェクト概要
養蜂開始日:2021年5月25日
設置場所:THE THOUSAND KYOTO屋上
種類:セイヨウミツバチ
規模:巣箱1箱(約10,000匹)
運営:京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社
都市部でも生態系を維持するために
植物は種子を作り世代を新たにするために、受粉を昆虫の活動委託しています。その役割を担う主な昆虫の代表格がミツバチで、香りに誘われ花を訪れ、みつを吸っている間に体に付着した花粉をほかの花へと運びます。
ミツバチを育てることで植物が繁栄し、生態系や生物多様性が維持されるため、目標13の「気候変動に具体的な対策を」、目標15の「陸の豊かさも守ろう」の達成に大きく関与しているのだそう。
都市養蜂は2006年に銀座の屋上でミツバチを飼うプロジェクトとしてスタートし、現在は東京をはじめ名古屋や大阪などでも行なわれています。
ミツバチの巣箱を間近で見学!
今回開催される見学ツアーでは、普段ミツバチのお世話をしているホテルスタッフがコンダクターとなり、参加者をナビゲート。
まずは座学で養蜂の基礎知識やミツバチの生態などを紹介したのち、貸出の防護服に着替え、巣箱が設置されている屋上へと移動します。屋上では、ミツバチの観察や、巣箱の様子をじっくりと見学できるそうです。
プロジェクト担当者和田麻璃奈さんは、
「都市養蜂プロジェクトで採取したはちみつは、レストランメニューや瓶詰でお客様にお届けしていますが、ミツバチははちみつ以外にもたくさんの恩恵を私たち、そして地球に与えてくれます。プロジェクト発足から4年目となる今年、原点に立ち返り『都市養蜂』の意義をみなさまと共有できる場を設けたく、この見学ツアーを企画しました。少しでも充実した時間をお過ごしいただけるよう、メンバー一同、精一杯ご案内いたしますので、ぜひご参加ください」と話しました。
「SDGs学習のための都市養蜂見学ツアー」概要
【開催期間】
2024年9月5日(木)~10月31日(木) 毎週火・木曜日
※1週間前までに要予約、雨天中止
【開催時間】
火曜日 1部 10:00~11:40 / 2部 13:00~14:40、
木曜日 13:00~14:40
【定員】
各回5名様まで
【参加費】
3,000円/1名様 (消費税込み)
【内容】
・THE THOUSAND KYOTO 都市養蜂のご見学 (防護服、長靴、面布を貸出)
・都市養蜂に関する事前学習ノート (PDF形式)
・お土産 (THOUSAND HONEY 35g小瓶)
【お申し込み】
https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/the-thousand-kyoto/plan/special-offer/beekeeping-tour.html
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■ニュース提供元:京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社
https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/company/
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