JUNGLE BREWERYから、ブラッドオレンジをアップサイクルしたクラフトビールが登場!開栓記念イベントをレポート
2024年6月7日に、アップサイクルのクラフトビール「JUNGLE BREWERY(ジャングルブルワリー)」の第9弾となるBEAROOD ORANGE(べアッドオレンジ)の完成を記念した開栓イベントが神田で開催されました。
佐賀県太良町のブラッドオレンジをふんだんに使用したアップサイクルなクラフトビールを味わいながら、フードロスについて考えるイベントとなっています。
今回のイベントには100名以上の参加者が集まり、賑わいを見せていました。
国産の食材でつくる、こだわりのクラフトビール!
イベント冒頭で、JUNGLE BREWERYを製造する株式会社ゆいまーるの代表、島袋尚美さんからJUNGLE BREWERYの成り立ちや、今回ブラッドオレンジを使ってクラフトビールを作ることになるきっかけなどのお話がありました。
JUNGLE BREWERYは2019年から「たのしいはツクレル」モットーにビール好き3人で立ち上げました。
昔からクラフトビールを飲んでいましたが、「美味しいな」と思うものがすべて輸入のビールでした。そのことに疑問を感じるようになり、我々は思い立ったんです。
日本の原材料で、日本人による日本のクラフトビールを作ろう。ちゃんとホップの量や副原料にもこだわった美味しい日本のクラフトビールを作ろうと。
また、日本の原材料を使うことによって地域の魅力を再発見してもらえるきっかけにもなります。
わたしは学生の頃からSDGsにすごく興味があって、学生の頃からSDGsにまつわる活動に取り組んでいました。なので、SDGsに貢献することが我々のモットーでもあるんです。
佐賀県の名産品とともに味わう
代表のあいさつの後、参加者全員がBEAROOD ORANGEを片手に乾杯!
おつまみとして提供されたのは、BEAROOD ORANGEに使用されたオレンジの産地である佐賀県の名産品です。
いかしゅうまい(呼子萬坊)
イカの街と呼ばれる呼子の名物。国産のイカを使用し、ひとつひとつ手作りされている。年間100万箱売れている人気商品。
ミンチ天(馬郡蒲鉾株式会社)
魚肉にたっぷりの玉ねぎを加え、パン粉をまぶして揚げた名産品。佐賀県で幅広い年齢層から愛されている。
太良町産ソーセージ(シャルキュティエ田嶋)
原材料は佐賀・長崎県産の豚肉、長崎五島灘の塩、北海道の甜菜糖、香辛料のみを使った完全無添加プレーンウインナー。
あまおうとブラッドオレンジのジャム(マツノブデリ)
あまおうと、佐賀県太良町産のブラッドオレンジをブレンドしたジャム。
会場内には、過去に販売したアップライクルなクラフトビールが産地ごとに掲載されているパネルも。
過去には小豆やグァバ、シークワァーサーなどが使用されたクラフトビールも製造していたそうです。
100年続く農家のブラッドオレンジを、手絞りしてつくる
JUNGLE BREWERYではフードロス・アップサイクル・エシカル・サステナブルへの取り組みをより身近に感じるきっかけづくりがしたい、という想いから副原料を選定しているそう。
今回は、その思いに共感してくださった佐賀県太良町のブラッドオレンジ農家「山内柑橘農園」より、多良岳と有明海の幸を十分に受けて育ち、爽やかな酸味のあるブラッドオレンジを使用しています。
山内柑橘農園は、佐賀県太良町でみかんやブラッドオレンジなどの柑橘類を生産している、100年続く農家です。栽培を手掛ける祖父母と、その背中をみて育ち「農家の後継者不足」を解決したいという強い想いをもつ大学生のお孫さんが販売を担当されています。
クラフトビールを作るにあたり、ブラッドオレンジ100キロ分を剥いて、手絞りで作ったのだそう。きれいな色にもこだわり、鮮やかな赤色になるよう工夫を重ねながら作ったようです。
クラフトビールには珍しい鮮やかな色と果汁感たっぷりなフルーティーな味わいで、普段あまりビールを飲まないという方からも「このクラフトビールは美味しい!」という声がありました。
JUNGLE BREWERYについて
ジャングルブルワリー (jungleandbrewery.com)
SDGsはもちろんのこと、サステナブル・エシカルな視点から記事を制作する編集者・ライターの専門チームです。社会課題から身近にできることまで幅広く取り上げ、分かりやすくお伝えします。
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