
保育園児たちによる「こども事業部」が会社訪問!
社会性を育むユニークな取り組み「こども事業部」の園児たち約30人が本社を訪問するイベントが、HITOWAキッズライフで1月26日に開催されました。当日の様子をレポートします。
幼児期にできるキャリア教育の一環として
HITOWAキッズライフ株式会社は、運営する保育園の一部で「こども事業部」という新制度を2020年より導入。園長を“支店長”、園児らを“社員”として、各支店(園)で未来のことや日常の活動からSDGsについて考え、それぞれユニークな取り組みを日々進めています。
本社を訪問するイベントは初開催。この日は「芝浦一丁目“支店”」と、「つつじヶ丘“支店”」の園児たち約30人が集まりました。
社員&社長へインタビュー
部署ごとの配置図を手に、社員のリアル現場を直撃!
さらに「しゃちょうしつ」へ入り込むと、全員が社長から名刺を受け取ります。「社長をやっていて嬉しいことは何ですか?」の質問には、「こうやってみんなに会えることです」と答えをもらうなど、自由なインタビューが展開されました。
『こども事業部』活動内容を発表
また、実際の会議室を使って、2つの園がそれぞれ事業報告をする時間も。
芝浦一丁目の園は、地域の魅力スポットを紹介する活動と、掃除活動が発表されました。つつじヶ丘の園は、年下の子のためのおもちゃ拭きや寝かしつけ、夏野菜の販売など、「おたすけヒーロー」になる活動が発表されました。
普段は園の友だちやスタッフ、家族などの限られた人間関係の中にいる園児たち。このイベントは、コロナ禍が少し落ち着いた今、社会性をさらに育んでいけるようにしたいというHITOWAキッズライフの想いで開催されたそうです。
園児たちは見慣れないオフィスでも、のびのびと元気に過ごしていました。大人にインタビューしたことや、違う園の子たちに活動を発表したことは、今は理解できていないでしょう。それでも、社会の一端に触れるこのような経験が、徐々に広い視野と、判断力・決断力を養っていくのではないかと思います。
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■取材協力:HITOWAキッズライフ株式会社
https://www.hitowa.com/kids-life/
1997年2月設立。生活総合支援サービスを提供するHITOWAグループの事業会社として、首都圏を中心に認可保育園・企業主導型保育園を運営。保護者の皆様や地域から選ばれる保育園を目指し、絵本の読み聞かせや英会話、ダンスなどこだわりのプログラムを提供しています。また、長年にわたる保育での知見を活かし、児童発達支援事業へと社会課題解決の幅を広げています。
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SDGsはもちろんのこと、サステナブル・エシカルな視点から記事を制作する編集者・ライターの専門チームです。社会課題から身近にできることまで幅広く取り上げ、分かりやすくお伝えします。
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