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ペットボトル3,100本削減!フジロックに学ぶ「マイボトル・マイタンブラー」のすごい力 – いますぐできる身近なSDGs|リンクウィズSDGs

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ペットボトル3,100本削減!フジロックに学ぶ「マイボトル・マイタンブラー」のすごい力

ペットボトル3,100本削減!フジロックに学ぶ「マイボトル・マイタンブラー」のすごい力

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音楽と自然が融合する国内最大級の野外フェス「FUJI ROCK FESTIVAL ’25」。

今年もサーモスが協賛し、マイボトル・マイタンブラーを持参した来場者に“無料で水を提供する給水スポット”を設置しました。
3日間で提供された水はなんと約1,550ℓ(延べ約3,000人分)。これは500mlペットボトルに換算すると約3,100本分の削減効果にあたります。ペットボトルを買わずにすむ便利さと、環境への大きなインパクトが同時に実現したのです。

《関連記事》マイボトルやマイタンブラー持参でフジロックをエコに楽しもう!

サーモスが広げる「マイタンブラー文化」

 

サーモスは2023年からフジロックに協賛し、“世界一クリーンなフェス”を目指す活動をサポートしています。

・給水スポット設置:会場2か所+越後湯沢駅カフェ
・提供水量:1,550ℓ
・利用者数:延べ3,000人以上

真夏の新潟は最高気温35℃を超える日もありました。来場者はマイタンブラーに冷たい水を補給しながらフェスを楽しみ、熱中症対策とごみ削減を両立できたのです。

(出所:サーモス株式会社 ニュースリリース 2025年8月22日)

遊びながら寄付できる輪投げチャレンジ

 

サーモスブースでは、「フジロックの森」への寄付につながる輪投げコーナーも実施されました。

・使用済みの魔法びんや廃材を再利用
・400名以上が参加
・参加賞は「マイタンブラー割引チケット」やサーモス製品

楽しみながら環境活動に寄付できる仕組みは、SDGs目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」を体現する取り組みといえます。

フジロック限定のマイタンブラーも登場

 

今年は「フジロックの森」とコラボした限定デザインの3商品が会場で販売されました。

・真空断熱カップ
・保冷炭酸飲料ボトル
・真空断熱ケータイマグ

「せっかくなら、この限定タンブラーで給水したい!」と、来場者が購入する姿も目立ちました。購入後も日常生活で使えるため、フェスの思い出とサステナブルな習慣を持ち帰れるのも魅力です。

マイタンブラー利用は、いまや社会のトレンド

日本国内の普及率
2023年の調査では、日本人の約75%がマイボトルを使用していると回答しました。毎日使う人も、時々使う人も含め、多くの人が生活の一部に取り入れています。

(出所:日本宅配水&サーバー協会「水分補給に関するアンケート」2023年)

 

世界市場の拡大
世界の再利用可能ボトル市場は拡大を続け、2025年に110.2億ドルから2032年には156.1億ドル規模へ成長すると予測されています。環境意識や健康志向が背景にあります。

(出所:Exactitude Consultancy “Reusable Water Bottle Market” 2024)

 

他イベントでの事例
札幌市では市内6か所に無料給水スポットを設置。マラソン大会や音楽イベントでも「マイボトル専用給水所」が増え、「マイタンブラー持参」は当たり前になりつつあります。

(出所:札幌市水道局公式ウェブサイト)

イベントだけじゃない、普段の生活で「マイタンブラー」を使うメリットは?

カフェ割引
マイタンブラーを持参すると、多くのカフェで割引が受けられます。

・スターバックス:22円(税込)引き
・タリーズ:30円(税込)引き
・上島珈琲店:50円(税込)引き

 

(関連記事:「【2025年】マイタンブラー持参で割引のカフェ――エシカルでお得なSDGsを」)

 

年間節約シミュレーション
ペットボトル飲料を毎日1本(160円)購入すると年間38,400円。
マイタンブラー(3,000円)+自宅で淹れたお茶(年間4,800円)なら7,800円。

初年度だけで約30,600円の節約。2年目以降はさらにお得になるんです。

 

健康メリット
魔法びんなら飲み物の温度を長時間キープ。夏は冷水で熱中症対策、冬は温かい飲み物で体調管理にも役立ちます。

マイタンブラーで、どうSDGsにつながるの?

マイタンブラーには、実は色々なサステナブルなメリットがあるんです。

 

・目標12「つくる責任 つかう責任」
サーモスは自社・他社製品問わず使用済み魔法びんを回収・リサイクル。製品ライフサイクル全体で廃棄物を削減。

(出所:サーモス 「ステンレス製魔法びん回収サービス」)

 

・目標13「気候変動に具体的な対策を」
ペットボトル削減はCO2排出削減に直結。環境負荷を大幅に下げるアクション。

(出所:環境省「プラスチックを取り巻く国内外の状況」)※PDF

 

・目標14「海の豊かさを守ろう」
マイタンブラー普及は海洋プラスチック問題の解決に貢献。

(出所:WWFジャパン「海洋プラスチック問題について」)

 

・目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」
フジロック・地域社会・企業が連携した「フジロックの森プロジェクト」もその好例です。

(出所:フジロックの森プロジェクト 公式ウェブサイト)

まとめ|今日から始める「マイタンブラー習慣」

フジロックでのサーモスの取り組みは、

・3,100本のペットボトル削減
・熱中症対策としての給水提供
・寄付を通じた森林保全

を同時に実現しました。

「マイタンブラーを持ち歩く」という小さなアクションは、節約・健康・エコの三拍子をそろえたサステナブルな選択です。

フェスから日常へ──。あなたも今日から、マイタンブラー習慣を始めてみませんか?

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