《学生のSDGs活動紹介》神田外語大学の学生がSDGsタオルを企画・販売
今回から新企画「学生のSDGs活動紹介」をスタートします。
SDGsでは全国のたくさんの学生が活動しており、商品開発やイベントの実施など様々な取り組みを行っています。
新企画はそんな学生の活動を紹介することで「私も何かやってみよう!」「こんなことをやってみたい!」という、活動の環を拡げる狙いです。
その第一弾は神田外語大学の学生団体が商品企画・開発を行ったSDGsタオルについてご紹介します。
購入することで福島の復興支援につながるSDGsタオル
SDGsタオルを開発したのは、神田外語大学(千葉市美浜区)でビジネス研究をテーマに結成された学生団体「 Libera mente(以下リベラメンテ)」。
株式会社神田外語マネジメント・サービスを通じて購入可能で、購入することで福島の復興支援につながる商品です。
学生が企画 した商品は、 浅野撚糸株式会社と福島県の双葉町が共同開発した「ダキシメテフタバ」に、学生が考案した神田外語大学のオリジナルロゴを刺繍したハンカチとフェイスタオル、それぞれ3色です。
学生団体の発足から商品の完成まで
リベラメンテが発足されたのは2023年3月で、コラボ商品が完成したのは7月のこと。発足からわずか4ヶ月ほどで商品を作ってしまう行動力には目を見張るものがあります。
その活動の軌跡について以下にまとめました。
リベラメンテはSDGsや社会課題に焦点をあてた商品企画など、学生主体のビジネスの企画・運営を行うために発足された神田外語大学の学生団体です。
神田外語大学は、宿泊施設兼国際研修センターの「ブリティッシュヒルズ(福島県天栄村)」を拠点として、福島県双葉町のまち歩きや視察、住民交流などを通じて、福島の現状と課題を学ぶ探究型学習プログラム「福島フィールドトリップ」を行っています。
この「福島フィールドトリップ」を通じてリベラメンテが双葉町を訪問。被災地を実際に見て歩き、「東日本大震災・原子力災害伝承館」や浅野撚糸株式会社の双葉事業所「フタバスーパーゼロミル・エアーかおる双葉丸」を訪れ、復興支援への思いに共感。浅野撚糸とのコラボ商品企画が始動します。
リベラメンテは商品企画にあたって商品ロゴのコンセプトから考案し、刺繍の再現性などを勘案しながら作りあげました。
リベラメンテは商品発売にあたって「福島の復興を世界に発信すべく、ロゴには『福島の復興が輝く未来に羽ばたくように』という思いを象徴した翼と『神田外語大学で学べる 8 言語』を象徴した八角形を組み合わせました。ぜひこの高機能なタオルを使うことで、福島と私たちの思いを受け止めていただけますと幸いです」と語っています。
機能性抜群の「魔法のタオル」
こうして出来上がったタオルは、福島県双葉町と浅野撚糸が共同開発した「ダキシメテフタバ」をベースに神田外語大学の学生が考案したオリジナルロゴが刺繍されたもの。
世界初の特殊な糸「スーパーゼロ(※1)」を使用してつくられた魔法のタオルで、伸縮性・通気性・耐久性・柔らかさ・吸水性・保温性・速乾性・軽量感覚という優れた機能性を併せ持ちます。
SDGsはもちろんのこと、サステナブル・エシカルな視点から記事を制作する編集者・ライターの専門チームです。社会課題から身近にできることまで幅広く取り上げ、分かりやすくお伝えします。
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