約400店舗の花屋で、「 減らそう 使い捨てラッピング 」キャンペーンを開催!花屋をエシカルに利用しよう
一般社団法人花の国日本協議会は、10月1日〜10月10日の10日間、全国約400店舗の花店にてwell-blooming 10days challenge 「減らそう 使い捨てラッピング」と題したキャンペーンを実施します。
同協議会は「サステナブル」と「ウェルビーイング」の2つを柱とする花業界のSDGs活動を「well-blooming project(ウェルブルーミングプロジェクト)」と総称し、2024年4月より活動を開始。花業界全体で「環境アクション」を本格的に推進すべく、6月の環境月間より活動を本格化しています。
花店約400店舗が参加!
「well-blooming project」で行なっている活動は、具体的な環境アクションを各花屋・各企業で考えて宣言し、実行していくスタイルで実施しているのだそう。それぞれの店舗が「2024年、私たちフラワーショップ〇〇は“セロハン”の使用を半減することを目指します!」のように目標を掲示しているそうです。
今年の5月30日時点で60社だった参加企業が、9月25日時点で90社に増加しており、活動の輪が広がっています。
この活動をより盛り上げていくため、10月1日~10月10日の10日間、全国約400店舗の花店にてwell-blooming 10days challenge 「減らそう 使い捨てラッピング」と題したキャンペーンを実施します。
使い捨てラッピングの削減を
「減らそう 使い捨てラッピング」に参加している花店では、花をラッピングする際のプラスチック類の削減などに積極的に取り組んでいます。
店頭では購入客を中心に花店スタッフから声掛けをし、キャンペーンの趣旨を説明。プラスチック素材のラッピング(花束を覆うOPPフィルムや持ち帰り用のビニール製バッグなど)を減らすことに協力してもらえるように促すそうです。
また、このような取り組みを行なう花店の環境アクションへの評価や、エシカルなライフスタイルへの共感度に関するアンケートも実施。向こう3年間、同時期に同キャンペーンを継続することで、お客さんの行動変容や活動の浸透度を可視化する狙いなのだそうです。
■キャンペーン概要
キャンペーンタイトル: well-blooming 10days challenge 「減らそう 使い捨てラッピング」実施期間: 10/1(火)〜10/10 (木) (9/25〜 SDGs週間にあわせてPOP・ミニパンフレット掲出開始)
対象店舗: well-blooming project に参画中の花店約400店舗
※店舗リストはこちら
https://homeuse-hana.jp/wellblooming/プレゼント:アンケート回答者のうち、プレゼント希望の方から抽選で10名様にAmazonギフトカード(デジタルタイプ)2,000円分を贈呈
店頭のPOPも、自然に還る素材で
環境アクションを推進する同キャンペーンを通じて、花店店頭で活用するツール類の素材にも環境に配慮していきたいと考えているそう。そこで、POPにはPLA(ポリ乳酸)を主成分とした生分解性発泡体「RETONA FOAM BIO」が採用されました。
「RETONA FOAM BIO」は、植物由来原料を改質して生まれた、新しい生物分解性発泡体です。発泡体の特長である省資源・軽量に加えて、コンポストなど自然界で存在する微生物の動きによって、水と炭酸ガスに分解される環境に配慮した素材で、パネルに直接印刷加工されたものになるそう。
「RETONA FOAM BIO」についてくわしくはこちら
https://www.sekisuikasei.com/jp/a.php?id=705
さらに新しいチャレンジとして、キャンペーン終了後、全国の花店よりPOPを回収し、使用済みの「RETONA FOAM BIO」を、肥料やメタン発酵に再利用する実証実験も予定しています。
お近くに対象の店舗がある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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