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海にやさしい日焼け止めを選んで、海の豊かさを守ろう! – いますぐできる身近なSDGs|リンクウィズSDGs

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海にやさしい日焼け止めを選んで、海の豊かさを守ろう!

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日差しが強い夏の必需品のひとつ「日焼け止め」。

皆さんは日焼け止めを選ぶ際、なにを重視していますか?

UV効果が高いもの、肌に優しいもの、ウォータープルーフなど様々な種類がありますが、中には海に悪影響を与える成分が入っていることもあるのです。

今回は、身近な日焼け止めが海にどのような影響を与える可能性があるのかご紹介します。

 

日焼け止めの種類と海に与える影響

紫外線から私たちの肌を守ってくれる日焼け止めですが、実は特定の成分が珊瑚や海の生物に悪影響を与えているという研究結果が報告されています。

さらに、調査によると世界中で年間14,000トンの日焼け止めが海に流れ出ていると言われています。(※1

 

カラフルなサンゴ礁

 

日焼け止めには大きくわけて2つのタイプがあります。

●紫外線吸収剤

紫外線を吸収して熱などのエネルギーに変換して放出することで、紫外線が皮膚に届かないようにします。

●紫外線散乱剤

紫外線散乱剤は、紫外線をそのまま反射・散乱させることで、皮膚に紫外線が届くのを防ぎます。

 

この2種のうち、サンゴや海の生き物に悪影響があるといわれているのは①の紫外線吸収剤です。

具体的には、紫外線吸収剤と呼ばれる「オキシベンゾン」や「オクチノキサート」などが挙げられます。

これらの化学物質は、サンゴの繁殖と成長のサイクルを妨害し、最終的には白化を引き起こす原因のひとつと言われており、販売や使用を禁止する動きが広がっています。

 

1 NATIONAL GEOGRAPHICWhat sunscreens are best for you—and the planet?

 

白化したサンゴ

 

世界各国の日焼け止めを規制する法案

日焼け止めが海に与える影響を改善しようと、世界各地ですでに日焼け止めを規制する法案を施行している国もあります。

 

■パラオ

202011日から、「責任ある観光教育法2018The Responsible Tourism Education Act 2018)」に基づき、サンゴ礁に有害な成分を含む日焼け止め製品の輸入、販売及び持ち込みが禁止されています。

禁止されている成分は「オキシベンゾン」や「オクチノキサート」を含む10種類の化学物質が指定されています。

禁止された成分を含む日焼け止めを輸入または販売した業者には1000ドル以下の罰金が科され、有害物質を含む日焼け止めを持ち込んだ場合は入国時に没収されると定められています。(※2

 

■タイ

202184日から、タイではサンゴ礁に有害な化学物質を含む日焼け止めの国立公園への持ち込み、及び国立公園での使用が禁止となっています。

禁止されている成分は「オキシベンゾン」や「オクチノキサート」を含む4種類の化学物質が指定されています。

違反した場合は法律により10万バーツ以下の罰金が課せられます。(※3

 

■ハワイ

ハワイ州では、202111日から、サンゴ礁への有害が指摘されている成分(オキシベンゾンやオクチノキサート)を含んだ日焼け止めの販売を禁じる法案が施行されています。(※4

さらに、ハワイ州マウイ郡では、2022101日からマウイ島、ラナイ島、モロカイ島にて全てのノンミネラルサンスクリーン(有害物質を含む日焼け止め)の流通・販売が禁止されています。(※5

また、オキシベンゾンとオクチノキサートの2つの成分に限らず、すべての化学物質を排除したミネラルサンスクリーンの使用を推奨しています。

 

この他にも、フロリダ州キーウエストやカリブ海のボネール島など各国で有害な成分を含む日焼け止めを規制する法案が施行されています。

国によって規制内容が少しずつ違うので、旅行などでビーチを訪れる際は事前に確認しておきましょう。

 

2 在パラオ日本国大使館「サンゴ礁に有害な成分を含む日焼け止めの禁止について」

※3 タイ国政府観光庁「【タイの国立公園】サンゴ礁に有害な成分を含む日焼け止めの持込・使用を禁止」

※4 ハワイ州 レスポンシブル・ツーリズム 情報サイト マラマハワイ「ハワイ州が取り組む環境保全活動~法令編~」

5 ハワイ州 レスポンシブル・ツーリズム 情報サイト マラマハワイ「マウイ郡、10月から海洋生物に影響与える日焼け止めの販売禁止を発表。環境に優しいミネラルサンスクリーンを紹介!」

 

リゾート地と日焼け止め

 

海に優しい日焼け止めを選ぼう

日本ではまだ日焼け止めの規制はありませんが、最近では国内でも海にやさしい日焼け止めが少しずつ増えています。

例えば、大正製薬のコパトーン「プロテクションUVプラス ミルク」は紫外線吸収剤不使用のノンケミカル処方にこだわった日焼け止めです。

また、カネボウ化粧品の「ALLIE(アリィー)」は海のルールに配慮した「ビーチフレンドリー処方」を採用。

日焼け止めの成分はもちろん、パッケージも環境に配慮した素材を使っています。

さらに、沖縄市出身の開発者の方の想いがこめられたジーエルイーの「CORALILY(コーラリリー) サンゴに優しい日焼け止め」という商品も。

紫外線吸収剤や香料は一切使わず、セサミオイルやココナッツオイルなどのナチュラル成分で作られています。

 

この他にも、「リーフフレンドリー」「ビーチフレンドリー」「オーシャンフレンドリー」と呼ばれる日焼け止めは海の環境に優しい処方になっています。

日焼け止めの成分にも目を向けながら、肌だけでなく海や地球の自然も守っていきたいですね。

 

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