美容雑誌でも注目!「固形シャンプー」を使う理由。
最近、ナチュラルコスメショップやドラッグストアなどで見かける機会が増えている「固形シャンプー」。
「シャンプーバー」とも呼ばれ、髪だけでなく環境にも優しいアイテムとして関心が高まっています。
多くの人が日常的に液体シャンプーを使っている中、今なぜ「シャンプーバー」が注目され、使う人が増えているのでしょうか。
今回は「シャンプーバー」が環境にやさしい理由や使用するメリットについてご紹介します。
シャンプーバーとは?
シャンプーバー(固形シャンプー)とは、一般的な液体のシャンプーとは違い、昔ながらの固形石鹸と同じような形をしています。
主に天然由来の油脂からつくられており、水をほぼ使用していないのも特徴です。
また、シャンプーバーは紙箱や紙の包装が可能で、液体シャンプーのようにプラスチックボトルを使用しないため、脱プラスチックにも貢献しています。
シャンプーバーを使うメリット
液体シャンプーからシャンプーバーに乗り換える人も増えている昨今、シャンプーバーには具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?
ここではシャンプーバーを使うメリットを4つご紹介します。
1.環境に優しい
ほとんどの製品はリサイクルやコンポストが可能な紙包装が採用されており、液体シャンプーのようにプラスチック容器を必要としないため、プラスチックゴミの削減に繋がります。
また、液体シャンプーと比べるとコンパクトかつ軽量になるため、輸送時のCO2排出量も軽減できるというメリットも。
2.髪や地肌に優しい
多くのシャンプーバーは、人にも環境にも配慮された自然由来の原料でつくられています。
髪や頭皮に必要な天然由来の美容成分や植物オイルを中心に、シリコンや合成界面活性剤を含まないことにこだわった製品もあり、髪にも地肌にも優しいのが特徴です。
さらに、水分を含まないため防腐剤などのケミカルな合成保存料を使用していないものがほとんどなので、肌の弱い人や天然成分志向の人にも人気があります。
3.コスパが良い
シャンプーバーは成分を凝縮して作られているため持ちがよく、1個で一般的な液体シャンプーやコンディショナーの2~3本分に相当するといわれています。
中にはボディソープとしても使えるものもあり、経済的なのはもちろん、最後まで無駄なく使い切れるのもメリットです。
4.持ち運びしやすい
液体シャンプーのように容器がいらないため、コンパクトで場所をとりません。
水を含まないので軽量で持ち運びがしやすいことから、旅行やジムなどに持って行くのにも便利です。
シャンプーバーで気をつけたいこと
シャンプーバーには様々なメリットがある一方で、気をつけたいポイントもあります。
1.保管方法によっては溶けやすい
シャンプーバーは、製品の特性や保管方法によっては溶けやすいものもあります。
高温多湿の場所は避け、使用後はしっかり水を切って風通しの良い場所で乾燥させるのがおすすめです。
特に気温が高くなる夏場は気をつけましょう。
2.液体シャンプーと比べると泡立ちにくい
液体シャンプーに慣れていると最初は泡立ちにくいと感じるかもしれません。
シャンプーバーを使う時は、水をしっかり馴染ませてできる限り泡立たせてから使いましょう。
泡立てネットを使ってみるのもおすすめです。
3.髪質や商品の特性で髪がきしむことも
髪質と商品の相性によっては髪が多少きしむこともあるかもしれません。
気になる場合はトリートメントなどできしみを軽減しましょう。
商品によっては固形のコンディショナーを販売しているところもあります。
液体シャンプーと同じようにシャンプーバーも髪質に合ったものを選ぶことが大切です。
このように、使い方や保管方法の違いがあるため最初は慣れないこともあるかもしれません。
一方で、今までの液体シャンプーのイメージを少しだけ変えて使ってみると新たな発見もあるはずです。
シャンプーバーが気になってはいるけれど初めてなのでなかなか手が出せないという方も、これを機に一度試してみてはいかがでしょうか。
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SDGsはもちろんのこと、サステナブル・エシカルな視点から記事を制作する編集者・ライターの専門チームです。社会課題から身近にできることまで幅広く取り上げ、分かりやすくお伝えします。
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