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《学生のSDGs活動紹介》シュー皮の美味しさを再発見!千葉商科大学付属高生が贈る、フードロス削減のアイデア商品 – いますぐできる身近なSDGs|リンクウィズSDGs

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《学生のSDGs活動紹介》シュー皮の美味しさを再発見!千葉商科大学付属高生が贈る、フードロス削減のアイデア商品

《学生のSDGs活動紹介》シュー皮の美味しさを再発見!千葉商科大学付属高生が贈る、フードロス削減のアイデア商品

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学生の活動を紹介し、活動の環を拡げる「学生のSDGs活動紹介」第2段は、千葉商科大学付属高等学校(以下「商大付属」)の取り組みです。
(第一弾記事:「神田外語大学の学生がSDGsタオルを企画・販売」はこちら

 

商大付属の商業科2年生が、シュー皮を無駄なく活用することでフードロス削減に挑み、その成果が「第10回商業高校フードグランプリ」で来場者賞に輝きました。

11月11日の本選で注目を浴びた商品は、「高校生が考えた!!千葉県産ピーナッツ入りのシューラスク」。地域の特産品を活かした独自の発想が、食の未来に新たな一歩を刻んでいます。

地元資源活用のアイデア商品が躍進!商業高校フードグランプリで来場者賞

11月11日、商業高校フードグランプリの本選で、商大付属の商業科2年生が開発した「高校生が考えた!!千葉県産ピーナッツ入りのシューラスク」が来場者賞に輝きました。
この商品は、お菓子工房ポニーの提案に基づき、年間約7,200個も廃棄されるシュー皮の端材を有効活用し、千葉県の特産品であるピーナッツと組み合わせたものです。

 

 

商業高校フードグランプリは、伊藤忠食品株式会社主催の全国大会で、商業高校生が地域の特産品を用いて共同開発した商品が競われます。
審査は商品の味や食べ方の工夫、独創性、ネーミングやパッケージデザイン、価格の妥当性、商品の流通性、地域社会への波及効果と貢献度、プレゼンテーションなど、厳格な項目で行われ、その結果、商大付属が来場者賞を受賞しました。

 

授賞式の様子

『千産千消』と共に千葉の魅力を広め、新しい商品を広めていきたい――開発した生徒の想い

商品を開発した商業科2年生の生徒さんからコメントを頂きました。

「食品ロスをなくすために、長期保存がきくものを考えることが大変でした。数多くある千葉県の特産品の中から、シューラスクに合う味を探すのに苦労しました」。

食品ロスのために開発した商品が食品ロスにつながってしまっては本末転倒なため、長期保存がきくものを意識して作られたそうです。

 

味については「千葉県産のピーナッツを6分割にしてペーストに混ぜ込み、3度焼きを行いました。ピーナッツの風味とサクッとした食感を楽しんでもらえればと思います」と語っています。

また「千葉県には、びわやネギなど日本ではまだ知られていない特産品もあるので、『千産千消』と共に千葉の魅力を広め、新しい商品を広めていきたいです」と今後の抱負について語って頂きました。

地域との絆を味わいで結ぶ!商業科2年生の商品が12月23日、道の駅いちかわに登場

この素晴らしい成果のお披露目として、12月23日(土)に道の駅いちかわで販売会が行われます。
商業科2年生が手がけるのは、千葉県産ピーナッツ入りのシューラスクの他にも、社会福祉法人市川レンコンの会と宮内農園とのコラボ商品「食べる青汁ケールクッキー」、和菓子所八矢庵とのコラボ商品「おはぎり」、加藤海苔店とのコラボ商品「海苔と最中のお吸い物」の計4種。
これらの商品は、地域資源の活用や社会貢献を考えながら開発され、食べることで地域とのつながりを感じられる特別な味わいが楽しめます。

商業高校フードグランプリの受賞を通じて、商大付属はフードロス削減への取り組みを広く知らせ、地域社会に新たな可能性を提案しています。これからも若い力が取り組むSDGsの一環として、地域や社会への貢献に期待が寄せられます。

高校生が考えた!!千葉県産ピーナッツ入りのシューラスク

 

【商品詳細】

名称 焼菓子
販売場所 道の駅いちかわ
価格 300円(税抜)
個数 4個入り
原材料 落花生(千葉県産)、小麦粉、バター、グラニュー糖、食塩
特長
  • ・日常的に廃棄されていたシュークリームの端材(皮)を有効活用したお菓子。
  • ・全国に千葉県の特産品を広めたいという思いと千葉県で生産されたものを県内で消費しようという「千産千消」を意識して、千葉県産ピーナッツを使用。
  • ・ピーナッツの風味を引き立たせ、食感を楽しむために、ピーナッツペーストに6分割のピーナッツを混ぜ込み、“焼く・塗る・焼く・塗る・焼く”の5つの工程を行い、サクサクとした食感にこだわった。

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