
スタバのモバイルオーダーでマイタンブラーは使えるの? 割引は?注意点完全ガイド【2025年最新版】
「スタバでモバイルオーダーした商品を、自分のタンブラーに入れてもらえるの?」
最近、Googleトレンドでも「スタバ モバイルオーダー」の検索数が急上昇し、モバイルオーダーとマイタンブラーの関係に注目が集まっています。
この記事ではスターバックス コーヒーにおいて、
-
●モバイルオーダー&ペイでマイタンブラーが使えるのか
-
●割引制度の適用はあるのか
-
●実際の運用状況や注意点
-
●そしてマイタンブラー利用がSDGsにつながる理由
これらを、最新(2025年10月7日現在)の公式情報をもとにわかりやすく解説します。
スタバのモバイルオーダー&ペイの商品は “紙カップ” 提供が基本
まず、スターバックス ジャパンの公式FAQでは次のように明記されています。
「モバイルオーダー&ペイでご注文いただいたビバレッジは、すべてToGoカップ(紙カップ)でご用意しております。商品をお受取り後にお客様ご自身でタンブラーなどへ移し替えることは可能です。」
(出所:スターバックス ジャパン「モバイルオーダー&ペイで注文した商品を、自分のタンブラーに入れてもらうことはできますか?」)
https://starbucks-japan.my.site.com/s/a/000001985
つまり、モバイルオーダー時にタンブラーへ直接注いでもらうことは現状できない、というのが公式なルールです。
また、「タンブラー部掲示板」でも次のような表記があります。
「※モバイルオーダー&ペイでは、現在ご利用いただけません。」
(出所:スターバックス タンブラー部 掲示板)
https://www.starbucks.co.jp/tumblerbu/bulletinboard/?srsltid=AfmBOoqwwa
店内モードでは「マグカップ・グラス」選択が可能に
2025年5月、スターバックス ジャパンは新機能として「店内利用モードでのマグ・グラス選択」を導入しました。
この変更により、店内で飲む場合に限り、モバイルオーダーでも提供カップを「マグカップ」または「グラス」に変更できるようになりました。
※マイタンブラー・マイボトルではありません。店舗のマグカップ、グラスになります。
(出所:スターバックス コーヒー ジャパン㈱「客様の飲用体験のさらなる向上とともに環境負荷低減に向けて『Mobile Order & Pay』の店内利用時にマグカップ・グラスの選択が可能に リユースの推進により年間約750㌧の廃棄物削減を見込む」)
https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2025-5518.php

ただし、次の点には注意が必要です。
-
●対応していない店舗もあります。
-
●店舗の在庫や混雑状況によってはマグ・グラス提供ができない場合もあります。
-
●「テイクアウトモード」では引き続き紙カップでの提供となります。
この施策は、スターバックスが掲げる「リユース促進」「ごみ削減」を目的とした取り組みの一環となります。
割引は適用される?
スターバックスでは、マイタンブラーを持参してカウンター注文した場合、ドリンク代が22円引きになる「タンブラー割引制度」があります。
タンブラーをお持ちいただくと、資源節約にご協力いただいたお礼として、ドリンクを¥22値引き(店内税込価格)、¥21値引き(お持ち帰り税込価格)いたします。
ただし、この割引はモバイルオーダー&ペイでは適用されません。
また、「ワンモアコーヒー(2杯目割引)」との併用も不可となっています。
つまり、タンブラー割引を受けたい場合は、店舗カウンターで直接注文する必要があります。
マイタンブラー利用時の注意点
モバイルオーダーであっても、商品受け取り後に自分のタンブラーへ移し替えることは可能です。
Q モバイルオーダー&ペイで注文した商品を、自分のタンブラーに入れてもらうことはできますか?
A モバイルオーダー&ペイでご注文いただいたビバレッジは、すべてToGoカップ(紙カップ)でご用意しております。
商品をお受取り後にお客様ご自身でタンブラーなどへ移し替えください。なお、カップ値引きには対応していません。
(出所:スターバックス ジャパン「モバイルオーダー&ペイで注文した商品を、自分のタンブラーに入れてもらうことはできますか?」)
https://starbucks-japan.my.site.com/s/a/000001985
その際には、以下の点に注意しましょう。
-
●タンブラーは清潔な状態にしておくこと。
-
●ドリンクのサイズに合った容量のタンブラーを使用する。
-
●フラペチーノなど、氷やホイップの多い商品はうまく移し替えができない場合がある。
また、スタッフに頼んでその場で移し替えを手伝ってもらうことはできません。衛生面と安全性の観点から、お客様自身で行う形が基本です。
海外ではすでに「モバイル注文 × マイタンブラー」が実現
アメリカやカナダのスターバックスでは、2024年1月からモバイルオーダーやドライブスルーでもマイタンブラーでの注文が可能になっています。
Starting January 3, 2024, customers will be able to use their own clean, personal cup for every visit at all company-operated stores and participating licensed stores in the U.S. and Canada – including drive-thru, the Starbucks app, and in café
(自動翻訳)2024年1月3日より、お客様は、米国とカナダのすべての直営店と提携ライセンス店で、ドライブスルー、スターバックスアプリ、カフェを含む、ご来店のたびに清潔な個人用カップをご利用いただけるようになります。
(出所:Starbucks公式プレスリリース「Starbucks Becomes First National Coffee Retailer to Accept Reusable Cups for Drive-thru and Mobile Orders」)
https://stories.starbucks.com/stories/2024/starbucks-becomes-first-national-coffee-retailer-to-accept-reusable-cups-for-drive-thru-and-mobile-orders/
この取り組みは「使い捨てカップゼロ」を目指す世界的なスターバックスの方針に沿うもので、日本でも将来的に同様の仕組みが導入される可能性があります。
マイタンブラー利用のSDGs的意義
マイタンブラーを使うことは、単なる「節約」や「便利さ」にとどまりません。
私たちの日常にある小さな行動が、持続可能な社会の実現につながっています。
目標12「つくる責任 つかう責任」:使い捨てカップ削減によるごみ削減と資源循環。
目標13「気候変動に具体的な対策を」:紙やプラスチック製カップ製造時のCO₂排出削減。
目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」:企業・顧客・自治体が連携してリユース文化を広げる取り組み。
スターバックスもこうした理念のもと、2025年度に年間750トン相当の使い捨てカップ・リッド削減を目指しています。
店内でのリユース率をさらに向上させ、2025年4月~2026年3月で年間約750㌧※1 の使い捨てカップとリッドの廃棄物削減を目指し、地球や地域のサステナブルな未来につなげていきます。
(出所:スターバックス コーヒー ジャパン㈱「客様の飲用体験のさらなる向上とともに環境負荷低減に向けて『Mobile Order & Pay』の店内利用時にマグカップ・グラスの選択が可能に リユースの推進により年間約750㌧の廃棄物削減を見込む」)
https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2025-5518.php
まとめ:今できる「モバイルオーダー × マイタンブラー」の最適解
現時点での結論を整理すると、以下のようになります。
項目 | 現状 |
---|---|
モバイルオーダーでのマイタンブラー直接注入 | 原則不可(紙カップ提供) |
店内モードでのマグ/グラス提供 | 一部店舗で対応開始(2025年5月〜) |
タンブラー割引 | モバイルオーダーでは適用外 |
海外での導入状況 | アメリカ、カナダではモバイル注文でもマイタンブラー利用可 |
おすすめの使い方:
-
●店内モード利用時は「マグカップ/グラス選択」機能を活用。
-
●カウンター注文時は22円引きの「タンブラー割引」を利用。
日常のコーヒータイムに少しの工夫を加えるだけで、資源の無駄を減らし、環境への負荷を抑えることができます。
日本での「モバイルオーダー × マイタンブラー」対応を心待ちにしながら、今できることに取り組んでいきましょう。
SDGsはもちろんのこと、サステナブル・エシカルな視点から記事を制作する編集者・ライターの専門チームです。社会課題から身近にできることまで幅広く取り上げ、分かりやすくお伝えします。
他の記事を見る

OTHER ACTION