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【2025年最新版】新品の最大90%安になる?!その服、捨てる前にリペアできるかも。ユニクロ、パタゴニア等…公式リペアの料金等を徹底比較 – いますぐできる身近なSDGs|リンクウィズSDGs

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【2025年最新版】新品の最大90%安になる?!その服、捨てる前にリペアできるかも。ユニクロ、パタゴニア等…公式リペアの料金等を徹底比較

【2025年最新版】新品の最大90%安になる?!その服、捨てる前にリペアできるかも。ユニクロ、パタゴニア等…公式リペアの料金等を徹底比較

Link with SDGs編集部

お気に入りのダウンジャケットに、小さな穴が。愛用していたジーンズの股が擦り切れてしまった──。
そんな時、あなたならどうしますか?「もう着られないから、捨てて新しいものを買おう」と考えてしまうのは、少し早いかもしれません。

実は今、多くの人気ファッションブランドが、自社製品を修理・修繕する「リペアサービス」に力を入れています。これは、一着の服を長く大切に着るという、地球にもお財布にも優しい、新しい選択肢です。

この記事では、ユニクロやパタゴニアといった人気ブランドの公式リペアサービスをLink with SDGs編集部が独自に調査し、徹底比較。

「修理は、新品を買うよりどれだけお得なのか?」を具体的な数字で解き明かし、サービスの利用方法から、自宅でできる簡単な補修術まで、あなたの「直して着る」という賢い選択を、総合的にサポートします。

 

《関連記事》ファストファッションの裏側を探る――アジアの工場で起こったこと、2024年のいま起きていること

ブランド別 比較ガイド:人気ブランドのリペアサービスを徹底解説

各ブランドが提供するリペアサービスには、それぞれ特色があります。あなたの愛用品にぴったりのサービスを見つけましょう。

ユニクロ「RE.UNIQLO STUDIO」

身近なユニクロ製品を、手頃な価格で修理・リメイクしてくれます。特に、ダウンの穴あき補修や、日本の伝統的な補修技法「刺し子」を取り入れたリメイクサービスが人気です。

  • ●主な修理内容と料金: Tシャツ・ニット・ダウンの穴補修(500円〜)、ジーンズの股ずれ補修(1,500円〜)など
  • ●利用方法: 一部の大型店舗など、専門の「RE.UNIQLO STUDIO」が設置されている店舗への持ち込みが必要です。

RE.UNIQLO STUDIOって何?

ユニクロの服のリペア、リメイクを行なっているのが「RE.UNIQLO STUDIO」です。

Tシャツの穴直しやダウンの縫い合わせ直しなど、様々な補修メニューが比較的手頃な価格で提供されています。

>詳しくはこちら(https://www.uniqlo.com/jp/ja/special-feature/re-uniqlostudio)

パタゴニア「Worn Wear」

「新品よりもずっといい」をスローガンに、環境負荷の大きい新品の購入を減らすため、製品の修理を積極的に推奨しています。機能性を回復させるための本格的な修理が可能です。

  • ●主な修理内容と料金: 破れ補修(2,200円〜)、ジッパー交換(ダウン8,800円〜)など
  • ●利用方法: 全国の直営店への持ち込みのほか、オンラインで申し込んで郵送する形式にも対応。

Worn Wearって何?

「着古された服」を意味し、パタゴニアが2013年から取り組んでいるサステナブルなプロジェクトです。

このプロジェクトでは不要になったパタゴニア製品の買い取りや中古ウェアの販売などのコンテンツがあり、その中に「修理」の項目があります。

>ウェア製品の修理について詳しくはこちら(https://cs.patagonia.jp/s/article/000003844)

エドウイン「Re:dwin」

ジーンズのスペシャリストによる、品質重視のリペアサービス。破れや股ずれの補修はもちろん、純正パーツを使った交換など、ジーンズを知り尽くしたブランドならではの丁寧な仕事が魅力です。

  • ●主な修理内容と料金: レギュラー補修(約2,000円〜)、裾上げ(5,000円〜)、パーツ交換(1,500円〜)など
  • ●利用方法: オンラインで申し込み後、指定の工場へジーンズを郵送します。エドウイン製品は修理代が20%OFFになりますが、他社製品の修理も受け付けています。

Re:dwinって何?

「君といつまでも」をスローガンとして展開する、エドウインの修理・修繕プロジェクトです。

エドウイン以外のブランドでも修理を受け付けているのがポイントです。

>詳しくはこちら(https://edwin.co.jp/topics/sustainability_redwin.html)

ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン リペアセンター)

高機能なアウトドアウェアを長く使い続けるため、専門のセンターで修理を受け付けています。2023年からは、一部の製品や修理内容について無料対応を開始し、話題となりました。

  • ●主な修理内容と料金: ファスナー交換、機能回復修理など(個別見積もり)。一部は無料。
  • ●利用方法: オンラインでの申し込みが基本。修理には通常6〜8週間ほどかかります。

>詳しくはこちら

「修理 vs 新品購入」どっちがお得?数値で納得、コスト比較

「直して着る」という選択が、家計にどれほどのインパクトを与えるのか。代表的なアイテムの修理費用と新品価格を比較してみましょう。

◎ 新品価格と修理費の比較データ
ブランド 修理内容 修理費用の目安 新品参考価格 コメント
ユニクロ 縫い合わせ直し(ダウン) 700円~ ウルトラライトダウン:7,990円 修理が非常に割安。
パタゴニア ジッパー交換(ダウン) 8,800円 メンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ:約57,200円 多彩な修理メニュー有り。
エドウイン ジーンズの破れ補修 2,000円〜 ジーンズ新品価格:10,000円程度〜 修理対象が広く、他ブランドも対応。
ザ・ノース・フェイス ダウン・ファスナー補修等 要見積り ヌプシジャケット:約39,000〜55,000円 (Goldwin公式) 見積りが必要。
※公開データを元にLink with SDGs編集部作成

 

表を見れば一目瞭然。特にユニクロのダウンは、新品価格の1割以下の費用で、再び着られる状態に戻せることが分かります。これは、賢い消費者にとって見逃せない選択肢です。

リペア利用のための実践ガイド【持ち込み前チェックリスト】

サービスをスムーズに利用するために、修理に出す前に以下の5点を確認しましょう。

 

□ その汚れ、洗濯で落ちますか?

修理に出す前には、必ず洗濯をして綺麗な状態にしておくのがマナーであり、多くのブランドでルールとされています。

 

□ ブランドの修理対象品ですか?

ユニクロやパタゴニアのように、原則として自社製品のみを対象とするブランドがほとんどです。

 

□ 購入時のレシートは必要?

多くの場合、レシートは不要ですが、保証期間内の修理などの場合は必要になることも。事前に確認しましょう。

 

□ 修理できないケースも確認した?

製品の状態(劣化が激しい、衛生状態が悪いなど)によっては、修理を断られる場合もあります。

 

□ 時間はかかっても大丈夫?

修理には数週間から数ヶ月かかることも。シーズンオフの間に修理に出すなど、計画的な利用がおすすめです。

自宅でできる!簡単セルフ補修術 TIPS集

専門的な修理だけでなく、簡単な補修は自分で行うことで、より一層愛着が湧きます。

基本的な「ボタン付け」や、小さな穴を塞ぐ「リペアパッチ」の活用は、ぜひ覚えておきたい技術です。

特にパタゴニアは、公式サイトのYouTubeチャンネルでDIYリペア用パッチの使い方を解説した動画などを公開しており、非常に参考になります。

 

 

応急処置用のリペアグッズも多く販売されているので、一つ持っておくと安心です。

まとめ|「直して使う」ことが、家計と地球を救う選択

一着の服を修理して長く着ることは、新しい服を買うための出費を抑える「節約」になるだけでなく、新たな生産に必要な資源やエネルギーを節約し、廃棄物を減らす「環境貢献」にも直結します。

それは、SDGsが目指す「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」を、私たちの暮らしの中で実践できる、最も身近でパワフルなアクションの一つです。

クローゼットに眠っている「あと少し直せば着られる服」、ありませんか? その一着を修理に出すことが、あなたの暮らしと地球の未来を、より豊かにする選択になるはずです。

 

 

 

記事のポイント

  • Q

    服を修理に出すのと、新品を買うのでは、どちらがお得ですか?

    A

    多くの場合、修理する方が圧倒的にお得です。例えば、記事の比較表によると、ユニクロのダウンジャケットは新品価格の1割以下の費用で穴あきなどを修理できる場合があります。お気に入りの一着を安価に長く着続けられる、非常に賢い選択肢と言えます。

  • Q

    修理をお願いするには、どうすればいいですか?お店に持っていく必要がありますか?

    A

    利用方法はブランドによって異なります。ユニクロのように専門カウンター「RE.UNIQLO STUDIO」がある店舗への持ち込みが必要な場合もあれば、パタゴニアやエドウインのように、オンラインで申し込んで郵送する形式に対応しているブランドもあります。

  • Q

    ユニクロで買った服ではないのですが、修理してもらえますか?

    A

    基本的に、ユニクロやパタゴニアなどのブランドは自社製品のみを修理対象としています。しかし、ジーンズ専門のエドウイン「Re:dwin」サービスは、他社ブランドのジーンズ修理も受け付けているのが大きな特徴です。

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