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【2025年最新版】シャンプーの詰め替えは年間8,000円お得に!節約とエコを両立する、賢い選び方と5つのルール – いますぐできる身近なSDGs|リンクウィズSDGs

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【2025年最新版】シャンプーの詰め替えは年間8,000円お得に!節約とエコを両立する、賢い選び方と5つのルール

【2025年最新版】シャンプーの詰め替えは年間8,000円お得に!節約とエコを両立する、賢い選び方と5つのルール

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なんとなく選んでいる、シャンプーの「詰め替え用」。実は、その選び方ひとつで、年間の出費に8,000円以上の差が生まれることをご存知でしたか?

節約意識が高まる今、「詰め替え」は家計に優しいだけでなく、プラスチックごみを減らす、地球にとっても優しい選択です。しかし、その一方で「本当に一番お得なのはどれ?」「衛生的に使うにはどうすれば?」といった疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、編集部が独自に人気シャンプー3ブランドの価格を徹底比較し、「いくら節約できるのか」を具体的な数字で解き明かします。さらに、メーカーが推奨する正しい詰め替えルールや、意外と知らない「大容量パックの盲点」まで、あなたの“賢い選択”をサポートする情報を網羅しました。

今日から始められる、自分にも地球にも“二重にお得”な習慣、始めてみませんか?

データで納得!人気シャンプー3社の「詰め替え」節約額を徹底比較

 

まず、詰め替えがどれほどお得なのか、具体的な数字で見ていきましょう。

今回は、国内でも人気の高い「パンテーン」「ラックス」「メリット」の3ブランドを対象に、本体ボトルと詰め替え用の価格を比較しました。

※価格は2025年8月1日にヨドバシ・ドット・コムで調査したものです。

 

本体と詰め替え用、100mlあたりの単価はこんなに違う!

本体ボトルと詰め替え用の価格を、100mlあたりの単価で比較したのが以下の表です。

 

《シャンプーの100mlあたりの単価比較》

 

ブランド タイプ 容量(ml) 価格(税込) 100mlあたり単価
パンテーン 本体 400 793円 198.3円
詰め替え用 300 425円 141.7円
詰め替え用特大 600 633円 105.5円
ラックス 本体 400 823円 205.8円
詰め替え用 720 735円 102.1円
メリット 本体 450 639円 142.0円
詰め替え用 1080 1190円 110.2円

 

ご覧の通り、すべてのブランドで詰め替え用、特に容量の大きい詰め替え用は、本体ボトルに比べて単価が圧倒的に安くなっています。

ラックスの例では、本体と大容量詰め替え用で単価が半分以下になっていることが分かります。

 

年間最大8,375円!これが詰め替え習慣の節約インパクト

では、この単価の違いが年間の支出にどれくらい影響するのでしょうか。
今回は平均的な4人家族(父・母・高校生女子・小学生男子)をモデルに、年間のシャンプー使用量を約7.85Lと試算。

その上で、1年間同じ商品を使った場合の費用と節約額を算出しました。

 

《モデル世帯》

メンバー(モデル世帯) 1回の使用量(目安) 週の使用頻度(目安) 年間使用量(試算)
父(40代・短髪) 5g 5回 1,300g
母(40代・ミディアム) 6g 6回 1,872g
子1(高校生女子・ロング) 10g 7回 3,640g
子2(小学生男子・ショート) 5g 4回 1,040g
世帯合計 約7,852g(≒7.85L)

《年間のシャンプー使用量と節約額》

ブランド タイプ 年間費用(税込) 年間節約額
パンテーン 本体(400ml) 15,860円 基準
詰め替え用特大(600ml) 8,862円 6,998円
ラックス 本体(400ml) 16,460円 基準
詰め替え用(720ml) 8,085円 8,375円
メリット 本体(450ml) 11,502円 基準
詰め替え用(320ml) 9,475円 2,027円
詰め替え用(1080ml) 9,520円 1,982円

結果は一目瞭然。ラックスの場合、本体ボトルを買い続けるのに比べて、大容量の詰め替え用を選ぶだけで年間8,375円も節約できる計算になります。

これは、家計にとって非常に大きなインパクトです。

大容量パックは本当にお得?「1年目」と「長期的」で考える節約術

「単価が安くて、年間の節約額も大きいなら、一番大きな詰め替え用を選べば間違いない」と思いますよね。

しかし、そこには少しだけ注意点があります。

 

1年目では節約額が逆転?メリットのデータが示す「短期的な数字の罠」

先ほどの表で、メリットの年間節約額を詳しく見てみましょう。

●詰め替え用 (320ml): 年間費用 9,475円 → 節約額 2,027円

●詰め替え用 (1080ml): 年間費用 9,520円 → 節約額 1,982円

不思議なことに、100mlあたりの単価は1080mlサイズの方が安いにも関わらず、年間の節約額では320mlサイズの方がわずかに高くなっています。

これは、年間の使用量に対して購入するパッケージの容量が半端なため、「1年」という区切りで見ると、結果的に購入する総量が増えて費用が嵩んでしまう「短期的な数字の罠」です。

 

2年目以降は、大容量が断然お得!長期目線で考える「真の節約効果」

では、大容量パックは損なのでしょうか?答えは「いいえ」です。

1年目に少し余分に購入した分は、当然2年目に使うことができます。そのため、2年、3年と長い目で見れば、必ず「100mlあたりの単価」が最も安い商品が、一番お得になります。

目先の年間節約額だけでなく、長期的な視点を持って「単価」を意識することが、本当の節約上手になるための秘訣です。

雑菌はNG!品質を守る、詰め替えの衛生ルール5か条

 

節約のためとはいえ、不衛生な方法で詰め替えて髪や頭皮にトラブルがあっては本末転倒です。メーカー各社が推奨する、品質を守るための衛生ルールを必ず守りましょう。

 

ルール1:使用後は必ずボトルを洗浄

中身を使い切ったら、ボトルとポンプを水またはぬるま湯でよくすすぎます。

特に洗浄力が強い洗剤を使う必要はありません。

 

ルール2:詰め替え前の「完全乾燥」が最重要

洗浄後、ボトル内部を完全に乾かすことが最も重要です。水分が残っていると雑菌が繁殖し、シャンプーの変質や嫌な臭いの原因になります。

風通しの良い場所でボトルを逆さにするなどして、一日程度しっかり乾かしましょう。

 

ルール3:違う製品の「混ぜるな危険」

たとえ同じシャンプーでも、違うシリーズの製品を混ぜると、本来の性能が発揮されなかったり、分離や変質を起こしたりする可能性があります。

必ず同じ製品を詰め替えてください。

 

ルール4:「継ぎ足し」は品質劣化のもと

ボトルに少し残っているからといって、そのまま新しい液を注ぎ足すのはNGです。

古い液と新しい液が混ざることで、雑菌が繁殖しやすくなります。

 

ルール5:ベストな詰め替えタイミングは「使い切り直後」

最も衛生的なのは、中身を完全に使い切ってすぐに洗浄・乾燥・詰め替えを行うことです。

空のまま長期間放置すると、容器内に雑菌が繁殖しやすくなります。

プロに学ぶ、詰め替えパックの賢い使い方と“ボトルの寿命”

最後に、詰め替え習慣をより快適にするための、一歩進んだ知識をご紹介します。

 

品質を保つ、詰め替えパックの正しい保管場所とは?

未開封の詰め替えパックでも、保管場所には注意が必要です。直射日光が当たる場所や、お風呂場のような高温多湿の場所は、パッケージの劣化や中身の変質を招く恐れがあります。

ストックは、光の当たらない涼しい場所で保管しましょう。また、開封した詰め替えパックは、雑菌などの混入リスクがあるため、なるべく早く使い切ることが推奨されています。

 

「ボトル本体も、永遠ではない」メーカーが推奨する交換の目安

実は、シャンプーボトル本体も定期的な交換が推奨されています。何度も洗浄・使用を繰り返すうちに、細かい傷が付いて雑菌が繁殖しやすくなったり、ポンプが劣化したりするためです。

メーカーにもよりますが、「数回詰め替えたら」「汚れや臭いが気になったら」ボトルごと新しくすることを検討しましょう。

賢い詰め替え習慣で、暮らしも地球も豊かに

シャンプーの詰め替えは、私たちの想像以上に、家計と環境に大きなインパクトを与えてくれます。

 

●データで見てわかる、確かな節約効果(年間最大8,000円以上)

●長期的な視点を持てば、大容量パックが最も賢い選択

●正しい衛生ルールを守ることで、安心して続けられる

 

たった8,000円程度、と思われるでしょうか?しかしこれは家計においてシャンプーだけではないのです。リンス、コンディショナー、台所用洗剤、洗濯用洗剤…など、詰め替えパックで提供される商品はシャンプー以外にも多岐に渡ります。

これだけのメリットがある詰め替え習慣。まずはご自宅のバスルームにあるシャンプーから、次の買い替えのタイミングで実践してみてはいかがでしょうか。その小さな一歩が、あなたの暮らしと地球の未来を、より豊かにしてくれるはずです。

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SDGsはもちろんのこと、サステナブル・エシカルな視点から記事を制作する編集者・ライターの専門チームです。社会課題から身近にできることまで幅広く取り上げ、分かりやすくお伝えします。

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