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「分けなきゃゴミ、分ければ資源」――eポストが切り拓く、紙資源リサイクルの最前線 – いますぐできる身近なSDGs|リンクウィズSDGs

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「分けなきゃゴミ、分ければ資源」――eポストが切り拓く、紙資源リサイクルの最前線

「分けなきゃゴミ、分ければ資源」――eポストが切り拓く、紙資源リサイクルの最前線

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岡山県に本社を構える総合リサイクル業者である平林金属は、家電や自動車、小型家電など、様々な役目を終えた様々なモノの回収・リサイクルを行なっています。

 

そんな同社が運用しているのが、eポストという古紙回収ステーションです。新聞・チラシ・雑誌・段ボールなどが回収でき、重量に応じてポイントが貯まります。

 

■eポストの設置場所はこちら

店舗案内|「eポスト」お手軽&お得なリサイクルスポット!

 

 

また、eポストのシステムである「HEPOS(イーポス)システム」も提供しています。

 

■HEPOSに関して詳細はこちら

システムを導入したいリサイクル業者様へ|eポスト導入について|「eポスト」お手軽&お得なリサイクルスポット!

 

今回は、平林金属株式会社システム課 課長の大川さんに、eポストやHEPOSにまつわるお話を伺いました。

古紙は“ゴミ”ではなく、“資源”

ーーさまざまなリサイクル資源回収サービスがある中、eポストが売りにしている特徴を教えてください。

 

弊社はですね、古紙はゴミではなくて資源なのだということを知ってほしくて。そのために、資源にポイントを付与して「価値のあるものなんだよ」ということを伝えています。よくいうのは、「分けなきゃゴミ、分ければ資源」。まずは一般の方から、古紙は紙資源なのだと認識して欲しいです。

 

 

 

ーー他の回収サービスでは、ただ回収するだけのものが多いのでしょうか?

 

多いですね。あまり整備されていない場所に回収の箱だけを置いてあることも多くて。資源を大事にするというマインドは同じなのですが、無料で回収してしまうと、一般の方からすると、ただゴミを持っていく場所になってしまいますので、いくら経っても企業価値が上がらないんです。

 

地域によって異なりますが、一般の可燃ごみの中にはまだ3・4割くらい資源(紙・ペット類)が入っています。ゴミではなく資源ということを意識していただければそれも減りますし、今まで可燃ゴミとして出してしまっていたものが減る。ちゃんと資源をリサイクルしていこうという意識付けができればと思っています。

土地活用したい場所など、さまざまな場所に設置可能!

ーーeポストは全国に何カ所設置されているのですか?

 

岡山エリアを中心に現在22ヶ所設置しております。

 

eポスト(自社ブランド名)含めたHEPOSシステムは同業他社含め、180カ所で導入いただいています。弊社からセールスをしていなくて。「導入したいんです」や「平林金属さんのシステムはトラブルが少ないらしいね」というところからお声がけいただいて、提供しています。

 

 

ーーシステムの安定性という面でも信頼いただいているんですね。

 

そうですね。他社から弊社のものに入れ替えていただいたところからは、あまりにもトラブルがないので「動いているか心配になる」という声もあります(笑)

 

ーーeポストは中国地方で利用されることが多いですか?

 

弊社は岡山に本社がありますので、岡山エリアが多いのですが、FC展開もしておりますので、全国の同業他社様に提供可能です。

 

サポートセンター業務も弊社で代行しておりますし、eポストアプリもご利用いただけます。

 

 

 

ーーHeposシステムの設置は、どのような事業者が適しているのでしょうか?

 

商業施設、コンビニやスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどですかね。ただ、弊社のeポストはそのような施設に併設していないケースも多くありまして、土地活用したい方であったり、敷地があるところ、駐車場を持て余しているところなど、幅広く設置いただいています。

 

ーー設置に必要な面積はどのくらいなのでしょうか?

 

大きさ的には駐車場1台分くらいあれば設置できます。ただ、物量が集まるところですと回収が間に合わなくなりますので、場面に応じてという形になります。

リサイクルシステムを、簡単に導入できる

ーー回収された資源はどのように回収しているのですか?

 

弊社では、パッカー車で回収してリサイクル工場へ運搬しています。現在弊社のシステムを導入いただいているところはリサイクラーになりますので、各々が回収しています。ただ弊社は全国にネットワークがありますので、ワンストップですべて行うことも可能です。

 

ーー回収もそちらでお願いしたい、ということも可能なんですね。

 

そうですね。単純にこういったことを地域のためにやりたいんです。「回収するノウハウがないから、回収もヒラキンがやってくれない?」と言われれば、対応できます。なので、「資源リサイクルの取り組みを地域のためにやりたい」という会社でも、気軽にスタートすることができます。

 

※クリックで拡大表示できます。

 

ーーリサイクルシステムも自社開発なのですか?

 

自社開発・自社運営のシステムです。リサイクルシステムの一元管理のほかに広告機能もあり、アプリでの広告表示やクーポン機能なども実装しています。HEPOSシステムはファミリー層を中心として、34万人を超えるユーザの方にご利用いただいてます。

 

ーーHEPOSシステムの導入条件は、主に現状リサイクルステーションなどを持っている事業者というイメージでしょうか?

 

条件は全くないです。「他社様のシステムを利用しているけど、トラブルが多い」とか、「いま無料で回収しているけど、資源としてお客様に理解していただきたいよね」という理由でもいいですし。

 

SDGsへの貢献活動として何かできないかなと思われているところもあったり、会社として従業員の方へ福利厚生として導入したいとか。もう自由です。単純にゴミをなくしたいからと、学校などにも話をさせていただいているんです。

 

古紙などをごみに入れられると、処分費用がかかってしまうので、資源としてきちんと分けることで、費用の減少となります。学生からすればポイントを貯めてなにかに交換できればうれしいですし。企業様には学生をターゲットにする広告を出してもらったりとか、それぞれ三方よしになるシステムだと思っています。

 

 

 

ーーHEPOSアプリに込められた社会的意義を教えてください。

 

HEPOSアプリは自然との共生、社会貢献活動に繋がる、他社が追随できないようなものです。今までにはなかった新たなシナジーをみんなで創り出せればいいなと。

 

また、独自の環境貢献アプリのecoinも利用できます。ecoinを使って環境貢献活動やSDGs活動の支援ができるので、多くの人に広まってほしいと思います。

 

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■情報提供元:平林金属株式会社

https://www.hirakin.co.jp/

■eポストに関するお問合せ
https://www.hirakin.co.jp/epost/contact/

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