
EGSを推進する「茶畑のサブスク」が開始!実際に提供されるお茶飲料を試飲レビュー
社会とお茶の新しい繋ぎ方をつくるBlue Farm株式会社は、茶葉のサブスクサービスである「ChaaS」を2025年2月14日にリリースしました。このサービスで提供されるお茶飲料「SUSTEA」を試飲し、レビューしました。
飲料を置き換えることで、茶畑の保全に繋がる
同社は茶葉のサステナブルな機能を開放することで、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)推進を支援する新たな環境価値創出サービスとして「ChaaS」の提供を開始しました。
このサービスは、企業が自社の飲料をサステナブルな「お茶飲料」に置き換えるだけで、茶畑の保全・炭素削減・地域資源の活用・生物多様性保全といった効果を簡単に実現できる画期的なサステナビリティソリューションです。
企業が応接室やセミナーなど、企業活動で使用する飲料をサステナブルなお茶飲料に置き換えるだけで、企業活動だけでなく生産者の持続的な活動に貢献できるのだそう。
➀茶畑の保全
サービスを利用することによって、企業をサステナブルにする機能をもつ茶畑が保全されます。
②有機栽培で茶畑の力を最大化
山間地の茶畑は有機栽培で管理され、茶畑の機能を最大化することで、二酸化炭素の吸引効果を拡大。さらに、有機栽培や耕作放棄地の管理を通じて生態系保全に貢献します。
③スマート茶畑化で環境データの可視化
企業の茶畑をアプリやセンサーの導入によってスマート茶畑化することで、炭素削減効果等を創出します。サステナブルな取り組みを見える化するダッシュボードを提供し、統合報告書やサステナレポート、CDP開示にも活用可能です。
④従業員・取引先のエンゲージメント向上
企業専用茶畑として、茶摘み体験や見学イベントの実施により、従業員や取引先との関係性を深め、企業全体のエンゲージメントを高めます。
■ChaaSについて詳しくはこちら
試飲レポート➀(20代女性)「茶葉の香りが立つ」

コップに注ぐと茶葉の香りが立ちます。ガツンとした濃さではなく、ほんのり甘みを感じました。後味で緑茶特有の渋味が残ります。味の主張が強すぎずゴクゴク飲めるので、様々なシーンに適しているなと感じました。容量も290mlとちょうどいい飲み切りサイズで、持ち運びにも便利です。
ーーLink with SDGs 編集部ライター(20代女性)
試飲レポート②(30代男性)「香りと渋味のバランスがいい」

開封してまず緑茶の香ばしい香りを感じました。飲んだ感触としてはすっきりとした味わいで、後味に程よい渋味が残ります。香りと渋味のバランスが良く、飲みやすい緑茶だと感じました。
ーーLink with SDGs 編集部 デザイナー(30代男性)
試飲レポート③(30代女性)「さっぱりとした甘みが感じられる」

最初の口当たりは、緑茶の渋味が来て、その後はさっぱりとした甘みが感じられる。苦みや渋味がなく、さわやかで、さらさらと飲めるけど深みがあって、飲み終わった後の口の中もさっぱりした感じが広がる。
ーーLink with SDGs 編集部 スタッフ(30代女性)
茶園農家としての使命をビジネスに
同社代表の青木さんは、静岡県藤枝市で400年以上続く茶園農家の14代目です。
減少し続ける茶園の現状を目の当たりにしてきた経験から、「お茶産業の活性化」を自身の使命と感じ、茶園の環境価値を可視化し、大企業のESG対応の推進につなげるビジネスモデルを開発したのだそう。
茶園の持つ環境価値を大企業の企業価値向上に結び付けることで、茶園の存続と発展を目指しているそうです。
SDGsはもちろんのこと、サステナブル・エシカルな視点から記事を制作する編集者・ライターの専門チームです。社会課題から身近にできることまで幅広く取り上げ、分かりやすくお伝えします。
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