省エネで快適!今年の酷暑はシェアオフィス利用でクールシェアしよう!
今年も猛暑となっており、9月ごろまで暑さが続くと予想されています。酷暑が続く中、涼しく快適なシェアオフィスを利用する「クールシェア」することが省エネの観点からも推奨されているようです。
コロナ禍でテレワークが増えシェアオフィスの認知度も高まっている反面、利用したことのない方も多いと思います。シェアオフィスはどのようなイメージを持たれ、どのようなメリットがあるのでしょうか。
リモートワークは電気使用量が増える!?
2020年頃から導入が加速したテレワークですが、現在もリモートワークを取り入れている会社が数多く存在します。近年ではテレワークとオフィスワークを組み合わせたハイブリッドワークが登場するなど、変化しながらも今後定着していく働き方になることが予想されます。
一方、テレワークの普及によって課題となっているのが省エネ対策。テレワークを導入することにより、自宅をはじめとするテレワーク実施場所でのエネルギー消費量が増えてしまいます。
また、近年の電気代高騰や記録的猛暑が続くなかで、ますます家庭における節電対策が重要になっています。
家庭では「エアコンの使用量を控えたい」との声も
以下、株式会社WOOCが全国20代~50代の男女300名を対象に実施した「夏のテレワークの家計負担感と節約意識に関するアンケート調査」です。
※調査期間2024年7月16日~2024年7月19日
Q:在宅でのテレワークをするようになって、気になるようになった費用はありますか?
在宅でのテレワークの実施により、気になるようになった費用として「電気代」(78.0%)「水道代」(27.0%)「コーヒーやお茶などの飲料代」(22.7%)などが挙げられました。
Q:在宅ワークで使用頻度を減らしたいものは何ですか?
在宅でのテレワーク中の節約意識を抱える中で、使用頻度を減らしたいものとして「エアコン・扇風機」(61.0%)「蛍光灯などの照明」(34.0%)「携帯の充電」(17.3%)が上位に。
Q:シェアオフィスやコワーキングスペースを利用することで、テレワーク頻度が増えたものを節約できると思いますか?
シェアオフィスやコワーキングスペースなどの利用によって、在宅でのテレワークで使用頻度が増えたものを節約できると思うかどうかについて「はい」(41.0%)「いいえ」(35.7%)「わからない」(23.3%)と、若干節約できると考えている人が多かったようです。
Q:在宅でのテレワークによって使用頻度が増えたものを節約するために、自宅からどのくらいの距離にあるシェアオフィス・コワーキングスペースを利用したいですか?
シェアオフィスやコワーキングスペースの利用が節約につながると回答した人のうち、自宅からどのくらいの距離にある施設を利用したいかについて「徒歩圏内(自宅から20分程度まで)」(68.3%)がトップとなりました。
シェアオフィスで、クールシェアを!
この調査では、電気使用に関する費用負担を気にする回答が多く、なかでも空調や照明、Wi-Fiなどのオフィスでシェアされていた項目について使用頻度の増加を感じているという回答が上位を占めました。また、節約したいものとして空調の電気代という回答が最も多いですが、危険な暑さが続く中で熱中症のリスクを減らすため、国から適切なエアコンの使用を求められています。
このような中、環境省は熱中症対策と節電を同時に実現するために「クールシェア」を呼びかけています。クールシェアとは、冷房の効いた公共施設や店舗などに集まって過ごすことで、家庭でのエアコンなどの電気使用を減らそうという取り組みです。
今回アンケートを行なったWOOCが運営するシェアオフィス「BIZcomfort」では、職住隣接型のワークスペースを提案しており、自宅の近くで涼をシェアしながら節電も叶えることが可能です。また、全ての拠点でLED照明や省エネモデルの空調を導入するなど、環境に配慮したワークスペースを実現しています。
月額利用やドロップイン利用が可能なシェアオフィス・コワーキングスペースは全国に広がっています。暑い夏は節電も兼ねて、涼しい施設で過ごすのはいかがでしょうか。
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