ナマケモノでも大丈夫!「SDGsアクション・ガイド」
現在、日本をはじめ世界各国がSDGsの目標達成を目指していますが、そのためには私たち一人ひとりが行動を起こすことが大切です。
とはいえ、なにをしたらいいのかわからないまま実践できていないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、日常生活の中で今すぐに取り組めるアクションを具体的にご紹介します。
国連が公開する「アクション・ガイド」とは?
国際連合広報センターでは「持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド」を公開しています。
レベル1からレベル4に区分されたアクションは、家の中や外、職場などで意識するだけで実行可能な取り組みが掲載されています。
今回は、このガイドを元に身近なSDGsの取り組みについていくつかの例をピックアップしてご紹介します。
「ナマケモノにもできるアクション・ガイド」より
レベル1:ソファに寝たままできること
・使っていない電気機器はコンセントを抜いて電気を節約する
・検索情報の印刷はできるだけせず、デジタル付箋などで紙を節約する
・小まめに照明を消して電気を節約する
・持続可能で環境にやさしい取り組みをインターネットで検索し、実践する
レベル2:家にいてもできること
・食べきれない食材は早めに冷凍する
・紙やプラスチックはリサイクルする
・窓やドアの隙間をふさいでエネルギー効率を高める
・エアコンの温度は、冬は低め、夏は高めに設定する
・電気機器を省エネ型の効率のいいものに換える
レベル3:家の外でできること
・買い物は地元で、地域の企業を応援する
・大きさや規格にこだわらない「訳あり品」を買う
・飲み物のテイクアウトはマイボトルを使用する
・買い物にはマイバッグを持参する
・食事のときにナプキンを取りすぎないようにする
レベル4:職場でできること
・働きやすい職場づくりについて考え、積極的に話し合う
・差別やハラスメント行為を許さない職場づくりをする
・通勤はなるべく徒歩や自転車、公共交通機関を利用する
・労働にまつわる権利について知る
まずは小さなアクションから
今回は、国連の「ナマケモノにもできるアクション・ガイド」を参考に、SDGsのために個人でもできるアクションをご紹介しました。
家の中でも、外でも、職場でも、小さなアクションがSDGsに繋がります。
気づいたものがあればすぐにでも実践してみましょう。
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SDGsはもちろんのこと、サステナブル・エシカルな視点から記事を制作する編集者・ライターの専門チームです。社会課題から身近にできることまで幅広く取り上げ、分かりやすくお伝えします。
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