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㈱日田天領水 – SDGs企業紹介|リンクウィズSDGs

SDGs活動紹介

カラフルボーダー

SDGs OPERATIONS

「世界の人々の健康のために」
水を通じた支援や環境保護を

㈱日田天領水

世界の難民に給水事業を支援

株式会社日田天領水は、日田市の中ノ島から汲み上げた水をミネラルウォーター「日田天領水」として製造・販売を行っている会社です。美味しくて、健康によいことで知られる「日田天領水」ですが、この水も水郷・日田の自然の恵みがあってこそ。そう考え、1999年の創業当時から今まで環境問題に会社全体で取り組んできました。

2003年から国連UNHCR協会を通じて行っているUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の給水事業への支援もそんな取り組みのひとつです。
世界には紛争や迫害等によって多くの難民・避難民が生まれ、過酷な状況下に置かれている人々が急増しています。さらに、気候変動による干ばつや洪水などの影響も深刻です。
暮らしに欠かせない「食糧・水・衣服・住居」の中でも特に「水」は命の存続に欠かせない最優先課題です。
日田天領水は、「水」を扱う会社として、UNHCRが実施する世界の難民のための給水事業を支援しています。

 

 

SDGsが発表されるよりずっと前から世界の貧困問題への支援、安全な水の提供などの国際貢献を行ってきましたが、この取り組みが評価され、2021年にはUNHCRから感謝状を頂きました。
喜ばしい反面、UNHCRの給水支援を必要としている人は、残念ながら年々増えています。水を扱う会社の責務として、これからも安全な水の供給を世界で支援していく予定です。

 

医療支援、被災者支援として「日田天領水」を提供

災害や感染症対策の現場では、多くの水が必要とされることがあります。そこで、日田天領水では、飲み水を必要とする人たちのもとへ、支援物資として「日田天領水」を送る取り組みも行っています。

2003年中国・台湾のSARS対策として「日田天領水」を送ったことにはじまり、2022年までにさまざまな支援を行ってきました。主なものとしては、以下のようなものがあります。
・2009年 大阪府と兵庫県へ新型インフルエンザ対策
・2011年 東日本大震災の被災地支援
・2020年 横浜ダイヤモンドプリンセス号での新型コロナウイル感染者支援
・2022年 北九州市小倉北区・旦過市場への火災支援
このように「日田天領水」を支援物資として送り続けるのは、「日本をはじめ、世界の人々の健康のために」 という社是の精神によるものです。そもそも、「日田天領水」を製造・事業化したのも、この水を飲んだ人たちから調子がよくなった、健康になったという声が届いたからというのも大きいのです。
当社の精神は、SDGsの「すべての人に健康と福祉を」と重なるものがあると思っています。

 

社員と会社の健康を願う健康経営を推進

健康経営は、社員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること。日田天領水は、この健康経営に取り組み、「健康経営優良法人」に認定されました。

人々の健康を願う当社にとって、社員の健康管理は欠かせないものです。定期的な健康診断の実施や生活習慣改善、健康情報の提供、健康イベントやレクリエーションの実施など、心身両面での健康への取り組みも行っています。育児や介護などで休職してもいつでも戻れる環境があり、育児休暇後の復帰は6割以上になります。
健全な会社の経営も、社員の健康なくしては達成できません。これからも多くの人々に、働きがいのある人間らしい雇用を提供して参ります。

持続可能な世界のために
環境や生態系の保護にも取り組む

自然の恵みである水を扱う会社のため、持続可能な環境の保護や生態系の保護は、会社の持続のためにも重要なことです。そのため、PETボトルの軽量化や再利用しやすいビンやアルミの容器を採用する、太陽光でクリーンエネルギーを供給するといったことも行っています。

350ml PETボトルを24.6グラムから約10%削減の22グラムに、2000ml PETボトルは59グラムから約17%削減の49グラムに。このようにプラスチック使用量を大幅に削減することで、加工の途中で使われる化石燃料を減らすことができます。

 

また、日田市内2ヶ所にあるメガソーラーでは4メガワットの発電を行っています。その年間発電量は、石油約132万リットルの削減と同じ効果があります。

 

 

こうしたサスティナビリティと呼ばれる活動の多くはもともとやってきたことであり、健康をテーマとした当社に必要なことでもありました。自分たちにできることからコツコツと継続的にSDGsに取り組み、貢献して参ります。

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