まちがキャンパス
アクティブ・ラーニングが
学生と地域を強くする
眞鍋 和博 著
地方消滅、大学淘汰、日本型雇用システムの崩壊という言葉を聞いたことはありますか?
あるいは、これらの問題に対する政策や施策としての地方創生や大学改革、人材育成システム改革という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
もちろん、これらのすべてについて耳にしたことがなかったとしても、本書を手に取った読者の皆さんは、おそらく1つくらいは聞いたことがあるでしょう。
現在の教育、とりわけ教育内容や方法が大きく変化しています。
全国から80件以上の視察が訪れた、北九州市立大学が目指す「地域に根ざした大学」とは?地方創生が叫ばれる現代において、大学はどのような役割を果たしていくべきか。地域とどのようにかかわっていくべきなのか。北九州市立大学地域共生教育センター9年間の歩みに学ぶ、地域と大学がともに成長していく社会づくりのヒント。
目次
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序章 地域共生教育センターとはどのような場所か
第1章 地域活動を通した学生の学び
第2章 地域で学ぶ学生の成長
第3章 地域で学ぶ、地域も学ぶ
第4章 プログラム開発とコーディネーターの役割
第5章 大学と地域をつなぐ
第6章 地域の発展と大学の役割
書籍データ
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著者:眞鍋 和博(編著)/ 石谷 百合加(編著)/ 高橋 秀直(著)/ 坂本 毅啓(著)/ 金丸 正文(著)/ 村江 史年(著)/ 石川 敬之(著)
出版社:梓書院
初版発行:2019年4月
著者プロフィール
九州大学大学院人間環境学府教育システム専攻修了。修士(教育学)。株式会社リクルート入社、企業の人採用、大学生のキャリア形成プログラムの開発営業等を経て現職に。地域の活性化と大学教育の両立を目指す。