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持続可能な発展に向けた地域からのトランジション – SDGs書籍・活動紹介|リンクウィズSDGs

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持続可能な発展に向けた地域からのトランジション

持続可能な発展に向けた地域からのトランジション 白井 信雄・栗島 英明 編著

地域における人と社会の転換をテーマにしたリレー連載「転換:トランジション」(2020年4月8日付~22年3月9日付)をベースにまとめた書籍です。
本書では、「地域からのボトムアップによる転換」を重視しており、地域における具体的な実践活動を例に、転換の目標や方法を示しています。
社会制度や技術・インフラを中心とした転換論ではなく個人の転換に焦点を当て、転換のために必要な道具や方法を具体的に描いています。

目次

  • 序 章 本書の前提と構成
    序-1 本書で取り上げる「転換」とは
    序-2 本書の構成

    第1章 なぜ、地域からの転換が必要なのか?
    1-1 構造的な加害・被害と地域からの転換の必要性
    1-2 経済学からみた地域からの転換の必要性

    第2章 意識や行動を転換した人々に何を学ぶか?
    2-1 地域に関わる人の転換のライフストーリー
    2-2 人の転換に関するアンケート調査
    2-3 人の転換を支援する方法

    第3章 地域の現場でどのように人と地域の転換が進んでいるか?
    3-1 地域の転換を担う人々
    3-2 トランジション・タウンの実践
    3-3 再生可能エネルギーを活かす地域づくりにみる転換プロセス
    3-4 地域づくりの転換におけるキーアクション

    第4章 地域社会の転換のためにどのような方法が試されているか?
    4-1 未来カルテやシミュレーターを用いたワークショップ
    4-2 市民参加型合意形成プラットフォームを用いたデジタル民主主義
    4-3 Z世代が主役となるシティズンシップ教育
    4-4 内発的動機づけと次世代の参画によるローカルSDGs
    4-5 トランジション・マネジメントの課題と解消方策

    第5章 転換後にどのような地域社会を目指すのか?
    5-1 関係人口を活かすコミュニティとネットワークのあり方
    5-2 脱炭素社会の選択に向けた論点
    5-3 資源循環の転換、脱物質社会はどうなる
    5-4 脱工業化・脱近代化・脱成長・脱都市:島から未来を考える

    おわりに~転換を進める条件は何か?

書籍データ

  • 著者:白井 信雄・栗島 英明(編著)
    出版社:環境新聞社
    発売日:2023年09月

編著者プロフィール

白井 信雄
武蔵野大学工学部 サステナビリティ学科/環境システム学科 教授 学科長
大阪大学工学部環境工学科卒業。大阪大学大学院環境工学専攻修了。博士(工学)。技術士(環境部門)、専門社会調査士。民間シンクタンク勤務、法政大学サステナビリティ研究所教授、山陽学園大学地域マネジメント学部教授を経て、2022年4月より現職。専門は持続可能な地域づくり、環境政策論、サステナビリティ学。

栗島 英明
芝浦工業大学 建築学部 建築学科 教授
(兼任)芝浦工業大学SIT総合研究所 地域共創基盤研究センター長
(兼任)芝浦工業大学大学院 理工学研究科 建築学専攻(修士課程)
(兼任)同 地域環境システム専攻(博士課程)
持続性科学、環境評価論(ライフサイクルアセスメント)、政治・行政地理学、経済地理学、環境地理学、都市地理学を専門とする。

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