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世田谷キューズガーデン – SDGs企業紹介|リンクウィズSDGs

SDGs活動紹介

カラフルボーダー

SDGs OPERATIONS

地域のつながりを育み
人々のウェルビーイングを高めるまちづくり

世田谷キューズガーデン

多世代が健康的に暮らせる開かれたまちを目指して

SETAGAYA Qs-GARDEN(世田谷キューズガーデン、以下キューズガーデン)は、世田谷区給田に誕生した新しいまちです。60年あまり第一生命の福利厚生施設として活用されてきたエリアが、地域に開かれたまちとして生まれ変わりました。

キューズガーデンのコンセプトは、「地域住民のウェルビーイングの向上」です。まちにはファミリーや学生、高齢者向けの新設住宅や、各種スポーツ施設、コミュニティカフェ、緑豊かな公園や広場などがあり、エリア内のみならず周辺地域の方々の憩いの場となっています。
人々のQOLを高めるために欠かせないのは、環境にやさしく居心地の良いまちが持続することです。キューズガーデンが取り組むSDGsをご紹介します。

 

 

緑あふれるまちで人々の交流を育み、豊かな暮らしを提供する

まちづくりにあたりまず私たちが意識したことは、環境への配慮です。一つは自然環境の保全。半世紀以上にわたり豊かに育った緑を、できるだけ残すよう努めました。敷地内には1万本を超える木々が茂り、やむを得ず伐採した木はウッドチップに加工し、公園などに敷き詰めるかたちでリユースしています。
もう一つはクリーンエネルギーの活用です。キューズガーデンには国内初となる都市型・小型風力発電機と、太陽光発電パネルを設置しています。都市型風力発電機の特徴は、台風などの暴風に耐えられるつくりになっており、また微風でも稼働し、夜間も給電できること。通常時の使用に加え、災害時には地域の補助電源として役立てられます。

 

都市型・小型風力発電機

キューズガーデンが最も大切にしているのは、まちのコンセプトである「地域住民のウェルビーイングの向上」を実現することです。居住者および周辺地域の方々の交流を図るために、エリア内の施設や広場は誰もが自由に訪れ、楽しんでいただけるよう開放しています。
敷地内に残る歴史的な建物はカフェやコミュニティスペースとして生まれ変わり、シェア菜園では土とのふれあいを楽しむことができます。

また、第一生命が力を入れている「健康増進」を目的とし、陸上グラウンドやテニスのクレーコート、野球場兼サッカー場、ランニングコースといったさまざまなスポーツ施設を完備。地域住民がスポーツを楽しみ、健やかに暮らせる環境を整備しています。
芝生広場は近隣の保育園の園庭代わりにも利用され、子どもたちが元気いっぱいに走り回り、放課後には地域の小学生が遊びに訪れます。

 

シェア菜園(イメージ)

 

皆で同じ想いを共有したから実現できた持続可能なまちづくり

再開発プロジェクトがスタートしたとき、東京ドーム2個分に相当する広さの敷地をどのようなかたちで引き継ぐか、さまざまな案が出ました。そうした中、社長をはじめ経営層が求めたのは「第一生命らしいプロジェクトにする」ということ。「第一生命らしさ」とは、人々の生涯にわたるQOLの向上や、社会課題の解決、自然環境の保全などを目指すことです。そこで当社の理念をもう一度捉え直し、「地域住民のウェルビーイングの向上」という開発の軸が定まりました。
くわえて計画を進める中で、パートナー企業の方々とディスカッションを重ねるうちに、皆がキューズガーデンの思想感を共有してくれました。まちづくりに携わる人々が同じ方向を向いて、「自分たちにできることは何か、この土地の良さをどうしたら活かせるか」を繰り返し考え、行動に移すことでキューズガーデンが誕生したのです。

 

子どもからお年寄りまで、すべての世代が親しめるまちへ

私たちが目指しているのは、キューズガーデンが地域のつながりの場として、より親しみやすいまちになることです。たとえばエリア内や近隣に住むご年配の方や、乳幼児を抱えたお母さんたちが、たくさんの人々と気軽にふれあえる場所。地域全体で高齢者を支え、子どもをみんなで育むまちが私たちの理想です。そのためにも今後に向けて、子ども食堂の運営やさまざまな世代の方が参加できるイベントの開催、サークル活動、環境教育への関わりなどを検討しています。

 

軽飲食の提供も行うコミュニティスペース
イベント・サークル活動に活用できるレンタルスペース

キューズガーデンは、まちのコンセプトや取り組みに共感してくださる居住者や、地域の方が集まる場所です。だからこそ、これからもご期待を超える試みを続けていくつもりです。2030年のさらにその先、「ポストSDGs」を見据えながら世の中で何が求められているのかを常に意識し、町の在り方をブラッシュアップしていきたいと考えています。

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